いつのま英会話(22) 32歩目
英会話教室「ベルリッツ」入学編(5) あっという間の最終回です。
レッスン初日から、盛り下がった私でしたが、なにせ30万円(実際は28万数千円だった)を支払い済みですので、すぐに投げ出すことはできません。
気が進まないまま、次の授業を予約して、当日レッスンに向いました。
でも、結局予習はしませんでした。A4かB4サイズの立派な教材に絵とか、写真が載っていて、それを題材(テーマ)に、会話する例文が書かれているのです。
レッスンが始まりました。教材の例文を覚えていること前提にレッスンが進みます。いよいよ、私の番が回ってきましたが、哀れ「え~、うん~」などの声しか出せない。
日本人女性講師から、
「クラス運営に支障がでるので、必ず予習してきてください。
それでなければ下級クラスに移動してください。」
はっきりと三行半を突きつけられました。
今考えても、当時考えても、確かに、先生の言うことは、ごもっともなんですが、
でも、「それぢゃ、楽しくないんだよなぁ! 高校の授業と同じぢゃん!」
そう、私の英会話教室は、たった2回で終了とあいなりました。
授業料は、1回2時間で約14万円。高くついてしまったよなぁ。
会社でも、にこやかな上司から
「JJ! 今日は英会話教室の日だろ? 行かないの?」と問われて、
思わず
「はい、これから行きます!」と、とっさに「嘘」をついてしまいました。
用もなく、仕事も残っているのに、早く会社を出て、行くあてもなく、結局帰路につく。
まるで、リストラされたリーマンみたいw。
応援してくれている上司への罪悪感に耐えられず、
次の日に「実はもう辞めたんです。」とゲロしました。
にこやかな笑顔は、そのままに、でも、あまりの挫折の早さにあきれ顔の上司。
そうですよね。
ちょっと自分でも情けないと思いましたね。あまりにも根性がないと(笑)
そんな事件?があったあと、やがて職場に2人の外国人がやってきます。
カナダ人のAndrew氏とシンガポール人のAne氏です。
この二人とのエピソードは、また、次回!