いつのま英会話(8)16歩目
はじめての海外編(3)です。
丁度盆休み中のJAL 成田=N・Y(ジョン・F・ケネディ空港)便は、リゾート気分の日本人で一杯。その中で一人気合いのスーツ姿で目立ちまくってた私。(>_<) それでも、はじめての国際便。しかもビジネスクラス(バブリーだったんだよねぇ)。へぇ、飛行機って、お酒飲み放題なんだぁとか、何もかもが珍しくて、わくわくでしたね。当時は、今のように、各席毎に液晶モニターなんてものは無く、やることといえば、文庫本よむか、寝るか、食べるかで結構、暇でしたね。
そんなこんなで、13時間の空の旅もアットいう間で、N・Yへ到着。ぼ無事、入国手続きをすまして、空港待合いエリアに到着しましたが、出迎えの人がまだ来てません。先輩が「スーツケースの見張り番頼むな!」といって、電話をかけに離れていきました。
まだ、ニューヨークの地下鉄が、落書きだらけで危険な街というイメージだった昔の話ですから、私は緊張しながらスーツケースの上に腰を下ろして、先輩を待っていました。やがて、そんな私をずっと見ているアジア系紳士に気付きました。目があうと、その紳士がにこやかに微笑みながら近づいてきました。
「xxxx、xxxxx」 なにやら英語で話しかけながら、手を差し出してきたので、僕は思わず、反射的にシェイクハンド。そして、ロボットみたいに 「はう どう よう どう!」
すると、紳士は握手しながら、盛んに話しかけてします。「xxxx、xxx?」「xxxx?xxxx!」まったく聞き取れません。呆然としていたところ、先輩が帰ってきて、一言。「誰?この人」
そう、人違い!その紳士は、別の中国人を出迎えにきていたのでした。東洋人で、目があったので、話しかけたら、僕が、「How do you do」と言ったので、勘違いしたらしい。
僕は、到着早々、全く知らない人と、いきなりシェイクハンドしていたわけです。
先輩はあきれ顔で一言。「もう、友達ができたのかと思ったよ!」
あぁ
、到着早々大失敗の連続。
さらに、この後も「事件」は続く・・・・。だんだん、思い出して悲しくなってきたぞ(笑)
この続きは、また、次回!