いつのま英会話(5) 12歩目です。


今日の会議の資料づくりで、昨夜は完徹.。フラフラです。午後もハードになりそうな予感。

って、結局すっごくハードな午後でした。今帰宅したところです(22:33)。 でもまだ仕事残ってて、でもブログもアップしたいし・・・・うーん、ブログから先にしよう!w。


さて、11歩目からの続きです。徹夜で準備した脚本が、たった10分でまったく役にたたない代物だと気付いた僕は、賭けに出ました爆弾ホワイトボードに図を書いて、


「please see this!」、

「here!」

「from this to this」、

「this is NG」、

「this is OK」、

「are you ok?」


これ以上ないくらい簡単な単語と身振り、手振りで、講習を続けたんです。まさに、小学生レベル。でも今度は、相手の目を見ながら、自分の声で、自分の言葉で、話したのです。簡単な単語の連発でしたが・・・・自分の声が生き返った合格のが、わかりました。眠そうにしていたみんなも、私の豹変ぶりに、少し笑いながらも、ちゃんと僕の方を見てくれるようになりました。


それからは、時間はあっという間に過ぎました。午前の講習が終わり、昼休みにデスクに戻ると、例のにこやかな笑顔で上司が、近づいてきて、「午後もいけるよね?」と一言。僕は、「いけます!」と答えて、昼休み返上で午後の講習の準備をしたのでした。この人(上司)、ボクを信じてくれてたのかな?


2日間の講習が無事終わった時、私は、ほとんど放心状態でした。それでも、気をとりなおして、5人のメンバーに、自分の英会話の未熟さを謝りました。みんな、気にするな!問題ない!とか慰めてくれましたが、小学生レベルの講習であったことは、自分が一番わかっています。


すると、黒人エンジニアが、内側が黒くない、あのビッグなごっつい手で握手してきて、

「Good Job!Good Job!」と声をかけてくれたのでした。


ここで、僕は大きな、でも、うれしくっておめでたい勘違いをします。(*^▽^*)


そう、「Good job」は、かるーく「お疲れさま」の意味です。黒人エンジニアは、汗だくで講習した僕に「お疲れさん!」と声をかけてくれただけなんです。それを僕は、「おまえは、いい仕事したよ!」と褒めてくれたんだと勘違いしてしまったのです。お馬鹿さんですが、そのとき、本当にポロポロって涙が出ました。


確かに、今思えば恥ずかしい勘違いなんですが、2日間必死に単語を繋いでやり遂げた自分には、たまらなく、ありがたい言葉でした。これをきっかけに外国人に対する怖さのようなプレッシャーが、ずいぶん薄らいだように思えます。


そう、きれいな英語でなくても、たどたどしくても、結構通じるもんだ。そんでもって、辞書やメモ片手に話すより、ヘタでもいいから「Liveな自分の言葉」で話すことが、ハートを通じ合うこつなんだと、気付けたことが大収穫でした。 


このあと、まもなく人生初の海外出張のチャンスがくるのです。これも「事件」の連続でした。

また次で、お話したいと思います。オチがなかったのに(笑)、最後まで読んでくれてありがとうございました。mOm