祖父の葬式 | 開運アドバイザー・祈祷師 JJのブログ

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先日10月9日に祖父が亡くなりまして・・・いや9日記を今書くのもなんなんですが・・・


丁度日付が10日に変わる直前で祖母の誕生日当日の話でした。


まぁ、ここ1年ほどで2回ほど心肺停止までいってる上に1週間ほど前に「もって2週間だと思ってください」と医師にも言われ延命処置も断ってたので突然って事もなく、


まぁ数えでは90歳なので大往生とも言えるでしょう



そんなこんなで葬式なんですが、祖父の生前の意思(・・つっても本人は神仏を信じるタチではなかったので息子である親父への反発でしたが)と祖父の弟さんの手前もあり


仏式での葬儀となりました。



丁度、実家も取り壊される頃で、通夜の朝までは塀が残ってたのですが・・・


本葬の朝には業者によりキレイさっぱり無くなっていたそうなので

「まぁ爺さんも全部向こうまで持って行ったんだな・・・」と皆で言っておりました。


そんな訳で丁度津島市から名古屋市に住所を移した後だったので、村のしがらみももう無く


親族だけを集めた「家族葬」にて行いました。



まぁ、代表として長男であるオレが喪主をすることになったんですが、親父の時と違って名古屋市は業者が手続きを代行してくれたので参列して挨拶するだけ・・・ぶっちゃけ、葬儀では祭主とかやる側なので「正直楽だな・・」とか思ったのはかなり因果な生き方だと思いました。


ただ、親族オンリーのためメンバーが全く変わらないのに「喪主の挨拶」が計4回もあり・・・正直もう話すネタがねぇ・・・ってのだけがしんどかったです。



葬儀に関しては先代からの檀家寺のくそ坊主があろうことか母のスキャンダルを憶測で捏造して触れ回ってるのが解ったので縁を切り、葬儀場の方に僧侶の方を手配してもらったのですが、


その方が経だけではなく神道の祝詞にも聞こえるような引導の言葉を用意して下さり、それを読んででしっかり送って下さったので。


やはり宗教者たるもの、誠意と真心があるものが残っていくべきだと思いました。




そして今回初めて知ったのは「のど仏」ってのは

「骨になった時にのどの骨が仏が胡坐をかいた形に似るため」ということで


ガリガリの薬好きなのに骨密度だけは30代という生前の祖父の自慢通りか火葬場の人も関心するほど見事に仏のカタチしてました。



こんな訳で、我が家も一つの区切りが終わったというかそんな感じがしました。



それに・・・



まぁ、80超えれば葬儀も祝い事と言えるんじゃないかな?