情報のデジタル化と文化遺産の継承 | 幸せな今日のための人生ナビ~もっとわたしらしくワクワクを生きる!

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自由で幸せな人生を探究し続ける
物語ライターで瞑想者のシオンです。
 
 
今日はなにやらお堅いタイトルですが、
ITとかのむずかしい話じゃありません。

 


 
kindleでの電子書籍出版
するようになって
強く感じていることなのですが、
 
言葉(文字)とは、
情報そのもの。
だから、デジタル化と
ものすごく相性がいい。
 
文章として書き記すことで
なにかを表現する側からすると、
本と言う物質的な存在や、
紙の質感や、手触りなどは、
あくまで副次的、
付随的、装飾的なもの。
 
伝えたいもの、残したいものは、
文字そのものですらない。
 
その文字、言葉によって
相手に伝えたい情報
それが核心です。
 
体裁はあくまで器。
もちろん美しい装丁の本は好きです。
本棚に大好きな本が並んでいるのは
楽しい光景。
 
でも、
それが本質ではないということ。
 
肝心なのは、その中身。
文字と言う道具を使って
読み手に言葉を伝える。
 
そしてさらに、
本当に大事なのは、
言葉そのものでさえなく、
それを通して
読み手の脳裏に浮かぶだろう
イメージ、感興、
あるいは新しい概念の体験

なのです。
 
 
だとしたら、
それをあなたに届けるために、
紙の本と言う物理的存在を
通さなければならない理由は
ありません。
 
文字情報さえ届けばいいんです。
 
これがキーです。
 
情報
 
そう、つまり、
文字(言葉)とは
情報そのもの

 
デジタル化して、
クラウドという形を持たない世界に
刻みつけるのにふさわしい
存在なのです。
 
 
国立国会図書館
デジタルコレクションというのが
あることはご存知でしょうか?
 
こちらです下差し
http://dl.ndl.go.jp/
 
国会図書館所蔵の
貴重な文化資料をデジタル化し、
一般公開しています。
 
わたしは大学で国文学を専攻して
古事記や万葉集あたりから
源氏物語ぐらいまでを
中心に学んでいましたが、
そうした古典を勉強する時には
かならず原本にあたるよう教えられます。
 
研究者レベルだと、
博物館などが所蔵しているような
貴重な資料を調査したりもします。
 
そうしたものはなかなか簡単には
見ることが出来ない時代でした。
 
今は、すごいですよねラブ


国会図書館まで出掛けて行っても、
多分簡単には見せてもらえないような
文化的に貴重な古い資料を、
家にいながら、しかも無料で!
見ることが出来ちゃうなんて。
 
デジタル万歳 (/・ω・)/
クラウド万歳 (/・ω・)/

 
 
こうしたことは当然、
日本に限るわけじゃなく、
世界基準で起きていることですよね。
 
インターネットの普及は、
地球人類史上、類を見ない
文化的大変革です。
 
インターネットは
地理的な距離も
時間も超越し、
国境さえも軽々と
飛び越えようとしています。
 
一度情報として書き込まれたものは
クラウドと言う場が存在する限り、
そこに存在し続けます。
 
そしてなによりも凄いのは、
名もなき一個人であっても、
そこに自分が発信したい情報
書き残すことが出来るということ。
 
国も性別も年齢も、
社会的な地位も、
関係ないんです。
 
とんでもない世界に、いま
わたしたちは生きているんですね。