文化デジタルライブラリー | よいよの日

よいよの日

今日はよいよやったね~
一日の終わりにつぶやく言葉。
いろんな「よいよ」があって、今日もしあわせ。

冷たい雨が続いていますが、風邪などおめしになっていませんか?

 

一昨日、流派の本会が終わり、私も大したこともしていないのに肩の荷がおりたので

折角のこの季節、少しは文化的なこともやろうかと

遅ればせながら音楽会に行ったり、バレエの舞台をさがしてみたり。

 

でもやっぱり最初にやるのは地唄舞の勉強。

国立劇場のライブラリーで先輩名人の方々の舞の動画を見に行くことに。

この文化デジタルライブラリー、ご存知ない方が多いので、やり方をお教えしながらブログを書かせて頂きます。

 

まず文化デジタルライブラリーで検索して、見たいものを過去の公演記録の中から探します。

いろいろジャンルがあるんですよ。

私が探す「舞踊」の他に「歌舞伎」「文楽」「能」、「雅楽・声明」なんかもあります。

見たいものが決まったら電話をして、資料の確認とお部屋の予約をします。

 

私が今回見たいのは

「出口の柳」「鐘が岬」「淀川」です。

「出口の柳」はなんといっても楳茂都梅衣さまのは必ず見ます。

可憐で美しいというのはこういうのを言うのだ、とうっとりしますね。

残念ながら梅衣さまのお写真はネットでは見つかりません。

私は彼女の写真がほしくて古い本を買いました。

 

「鐘が岬」は珍しく吉村雄輝夫さまのがあり、また、山村光さまのも拝見することにしました。

山村流の鐘が岬、好きです。

「淀川」はかなりお年をめしてからの舞台ですが吉村雄輝師匠のを予約できました。

そんなに足腰元気に使う舞ではなく、風情とか情感が大切なので勉強になると思います。

 

いろいろなお流派のものを見られますが、私の花崎流は神崎流から分かれていますので

あたりまえのことですが、神崎流以外は振りが違います。

これが面白いのです。

振りが異なるので、それぞれの舞の解釈がよくわかり、なるほどと思うことがたくさんあります。

自分の舞方のなかでどうしてもつぼにはまっていかないところなど、他流のものを拝見して

ああ、こういうふうに持っていくのか、と納得することがよくあります。

 

ところで、部屋の予約と申しましたが、個室は一つしかなく、既に予約済みの場合、3人部屋になります。

もちろん個室でじっくり見るのが勉強にはなるのですが、

狭い3人部屋も一度は行ってみて下さい。

歌舞伎や新派の勉強中の青年たちと一緒になるのです。

3人ともヘッドホンをしているので音は聞こえて来ませんし、視聴中の映像ものぞき込まないと見えません。

でも、何のジャンルの人なのかわかるのです。

3人とも映像を見ながら一緒に動いてしまうので、無音で3人ともくねくねしたり、きりっと決めてみたり・・・・

思わずセリフが声に出てしまう方もいて、女形の修行中の方などヘッドホンをはずしてお隣を

見たほうがよっぽど面白いときもあります。

歌舞伎の修行中の君、(歌舞伎界の御曹司でないことは確かです) 頑張って役がつくようにね、と

横目で応援しながら、私もついついなよなよと。

隣の青年、「隣のおばあちゃん、踊りやろか、えらい頑張ってはる」なんと思っているのでしょうね。