フランスとドイツが国境を接するモーゼル県で、規制厳格化。 | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2021年02月26日に、フランス政府は2021年02月25日に、ドイツと国境を接するモーゼル・ワインで有名な北東部モーゼル(Mosel)県で、新型コロナウイルスの封じ込め策を新たに導入すると明らかにしたと報告した。

 

 

モーゼル県で流行しているウイルス変異株を抑え込むためで、越境通勤者らは今後、PCR検査で得られた陰性証明を提示する必要がある。

 

https://time-az.com/main/detail/73872 

 

 

陸路での越境通勤者はこれまで、入国時に陰性証明を提出する義務が免除されていた。

 

 

だが、今回の規制導入に伴い、業務に関係ない理由で入国する際はこの義務を負う。欧州問題担当省によると、ドイツとフランスは警察の共同パトロールを強化する計画だという。

 

 

モーゼル県でのワクチン接種プログラムや感染検査の実施も、より加速させるという。

 

 

モーゼル県の東部では最近、南アフリカ型変異株の感染が拡大し、地元当局からロックダウン(Lockdown/都市封鎖)を求める声が上がっている。一方、ウイルスが再流行している北部ダンケルク(Dunkirk)では、一時的に週末のロックダウンが導入される見通しだという。

 

 

エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は、パンデミック(Pandemic/世界的流行)下であってもEU(European Union/欧州連合)加盟国との国境は開放しておくべきとの見解を曲げず、先にはドイツと、両国間の国境封鎖を回避するための方策を模索すると述べている。