ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2020年10月21日に、アイルランド政府は2020年10月19日に、新型コロナウイルスの再流行を受け、全国的なロックダウン(都市封鎖)を再導入すると発表したと報告した。
2020年10月21日午前0時から発効し、6週間続く。
各国政府が経済への影響を懸念し、地域限定の封じ込め策で対応する中、全国封鎖を再導入するのはヨーロッパでは初めてになる。
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しかし、地域限定の封じ込め策では、長期化。されに最悪化の可能性もある。
政府は、可能な限り在宅勤務に切り替えるなどして、自宅にとどまるよう国民に求めている。
ただし、介護などの場合は除外される。
単身者や片親世帯は、他の世帯と「サポート・バブル(support bubble/支持気泡)」を組み、行き来することができる。
飲食店は持ち帰りでの販売のみ可能。スポーツジムやプールは閉鎖され、小売店は食料品など生活に不可欠な商品を扱う店舗以外は営業を停止する。工場の大半は操業を続けることができる。学校も閉鎖しない。
ミホル・マーティン(Micheál Martin)首相はテレビ演説で「この措置が多くの人に失望や寂しさをもたらすことは理解している」と語り、「皆が協力すれば有意義なクリスマスを迎えることができる。」として規制順守を呼び掛けた。
アイルランドでは19日午後6時の時点で、新たに1,031人が感染し、累計感染者数は5万993人に達した。死者数は累計で1,852人に上っている。
2020-09-18---イングランド北東部で、世帯間交流や飲食店の営業制限など、新規制。
2020-06-23---イギリス、2020年07月04日から封鎖措置を大幅緩和、飲食店や理容店を再開。
2020-06-10---イギリスの単身者、別世帯との交流を許可。