新型コロナ、保険業界に空前の総額US$2,030億の負担。 | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2020年05月15日に、イギリスのロイズ保険組合(Lloyds Insurance Association)は2020年05月14日に、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が今年に世界の損害保険会社にもたらすコストが、イベントの中止や事業中断、取引信用カバーなどの保険金支払いに加え、経済全体への打撃により、投資資産の価値が大幅に目減りするため、総額US$2,030億の負担となり、空前の水準に達するとの試算を明らかにしたと報告した。

 

https://time-az.com/main/detail/71925 

 

 

ロイズ保険組合(Lloyds Insurance Association)は、一定の社会的距離のルールや封鎖措置が2020年末まで続くとの仮定に基づき、各社のコストを試算した。

その結果、2020年の保険金支払いは計US$1,070億となり、大規模自然災害が相次いだ2005年のUS$1,160億や2017年のUS$920億と肩を並べると予想している。

 

また今回はこれに加え、投資資産の価値がUS$960億低下するため、全体のコストは前例のない規模に達するとみている。

 

ロイズ保険組合の2020年の保険金支払いはUS$30億~43億となり、9.11米同時多発テロ事件の起きた2001年に匹敵する見通しだが、現行の封鎖措置が年後半も続けば、さらに増える可能性もあるとしている。

 

ジョン・ニール最高経営責任者(CEO)(John Neal, CEO of Lloyds Insurance Union)は、「新型コロナウイルス危機の特徴は、人々の健康や社会への破壊的かつ持続的な影響だけでなく、経済的ショックをもたらすことだ。」と指摘している。

 

しかし、忘れていけないのは、そのために保険はあると言うことである。

 

この問題を先頭に立って解決することができないなら、保険などない方が良い!

 

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