柔道パリ五輪への道...(各階級)8人だけの頂上決戦!10月のタシケント世界柔道選手権大会の代表選考を兼ねた...2022年全本選抜柔道選手権大会(福岡)第1日4月2日(土)は東京五輪メダリストが次々と敗れる波乱の大会...女子78㌔級決勝...東京五輪金メダル体校濵田尚里選手が高山選手(三井住友海上)を横四方固で一本勝ち!1回戦からオール寝技一本勝ちで優勝です!
優勝インタビュー...①決勝はどうだったか?:「(鹿児島南高校の4年後輩の高山選手に...)責められっぱなしで自分のやりたいことが全然出来なかったけど最後は自分の得意技で勝てて良かった」②今大会は東京五輪メダリストが調整が難しかったと言われてきたが?:「自分でもどういう試合になるかわからなかったが...自分の形で優勝できて良かった」
③地元九州で大きな応援があったが?:「久しぶりにお客さんの声援がある大会は楽しかったです」
④これからの世界選手権、そしてパリ五輪に向けて今後の目標は?:「(先のことは考えず...)一戦一戦を闘いながらその中で成長していければ良いと思っています」
決勝を振り返ります...決勝の相手は同じ鹿児島南高校の4年後輩の高山莉加選手(三井住友海上)...二人はこれまで全日本選抜決勝で2度対戦し1勝1敗...高山選手はグランドスラムパリに出場...今大会の優勝、そしてその先を狙っていました
試合開始...
濵田選手の試合後のインタビュ-にあったように..高山選手の積極的な仕掛けが続きます...巴投げ
右からの一本背負い...
左からの一本背負い...
高山選手も寝技が得意で肝心なところでうまく逃げられます...
そして高山選手の果敢な攻め...足技が...
決まったか...
審判は技有...そして高山選手が寝技で時間を稼いで残り1分ちょっと...準決勝と同じ?...先に技有を取られ逆転できるか...しかし今回は残り時間が少ないぞ...
と思ったら...しばらくして技有は取り消し
そして1分を切ったところで濵田選手にチャンス...相手を崩して
腕をとりながら覆いかぶさり...
すると相手は足を絡めて防御...「待て」に逃れようとする...
こちらから見たところ...足を絡めて防御する高山選手
しかし濵田選手は腕の関節を固めながら攻める...相手の足が抜ける...
完全に押さえ込み..横四方固...審判の手が上がる瞬間
押さえ込み!
濵田選手おめでとうございます!
また一つずつ、一つずつです...