19,(1/4)新・地震の話 ひずみの限界 | obserのブログ

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静岡県東部より地震予知観測・観察状況を中心に書き込みます。

(1/4)ひずみの限界

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地面は

どのくらいの強さ、

・・・弱さのもの

であろうか

その値を見積もるのに

都合のいい材料・・・

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大きな地震があると

そのあたりの地面が

上がったり下がったり

する

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たとえば

1923年の関東地震

・大磯、平塚あたりは

2メートルほど

隆起した

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しかし

そこから東西に

50キロメートル

もいくと

変形はもうほとんど

目立たない

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50キロメートル

について2メートル

・・・割合にして

・・・10万分の4

・・・この割合は

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地面の強さの限度に

関係がある

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地面がもともと 

こわれにくいもので

あるならば・・・・

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割合にして

1000分のいくつ

というような

変形もありうる・・・

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しかし

実際にはそうではない

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地面は全体として

10万分のいくつ

というくらいの

変形にしか

たえられないらしい

.   

  

1930年静岡県の

伊東付近・・

群発地震・・・

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伊東を中心とする

南北

30何キロメートルの

範囲にある

水準点を何度も

測定して、

地面の上下方向の変動

が求められた。

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伊東を中心として、

への字の形に隆起・・

その速さは

相当なもの・・・

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ひどいところで

1日に

0.5ミリメートルに

さえ達した

・・・・30年続けば

およそ5メートル

になる・・・・

たいへんなものである

・・・・

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いちばん大きい隆起は

22センチメートル・

・・・実際には

およそ1年で終わった

.    

・・・その端へいくと

隆起変動は

ほとんど

認められなかった

.  

だから変動の割合は

大ざっぱにいって、

30何キロメートルの

半分の

15キロメートル

に対して

22センチメートル

ということに・・・

.  

割合にすれば

10万分の2・・・・

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