*学習能力を高めるには神経伝達物質“ドーパミン”の分泌を高めることが重要です。

 

・ドーパミンは前頭連合野の働きである思考や推測、判断力や情報処理能力などに影響する為、ドーパミンの分泌が高まる事で頭が冴え学習能力が高まります。

 

・また、ドーパミンの分泌によって快感を得られ、やる気に満ち溢れます。だからこそ、人は快感を求めて上を目指し続けるのです。この事は学習能力向上にも影響します。

 

・ドーパミンは喜びや達成感、人から褒められたり愛されたりした時の精神的な報酬などにより大脳辺緑系にある「側座核(そくざかく)」が刺激を受ける事で分泌が高まります。人間は十分な報酬を貰えないとやる気が起きないのと同じように、脳にも報酬が必要なのです。

 

・“目標”を立てた時と目標を達成した時の2回はドーパミンの分泌を高めます。

 

・目標が達成し終わった後は、燃え尽き症候群にならないよう、すぐに次の目標を立てましょう。そうする事で再びドーパミン分泌を高め、やる気を引き出すことができます。脳の欲求は無限大です。学習能力向上のためのサイクルを上手く回しましょう。