偏微分を、判りよく表現しており、秀逸と思います | 使いこなさない、使えるCAEのブログ

偏微分を、判りよく表現しており、秀逸と思います

偏微分を、いかに判り易く、伝えるか? なかなか厄介な問題。

 

偏微分理解促進のため、判りよい図示図解が必須、思いつ、

ブログ開設以来、私自身は、実現できず今に至る。そんな感ありあり。

こちらは秀逸です。もう少しテンポが速ければ・・・。 

1~2分位の部分を見れば十分思いますが。

 

こちらも地味ながら、まぁまぁ

(軸に沿った)2点の物理量差/2点の(軸に沿った)距離  (座標値の差)

(2点以上でも○。その場合は高次。点は軸に平行な所に存在する必要あり)

にて、偏微分たる勾配は計算可。 問題は、

1) 軸に平行な場所に、点(群)が存在しない時、軸に平行な勾配を、完全に厳密に計算可能か?

2) ∂x ∂y ∂z 三成分を全部計算できるか?

3) 二階偏微分の六(九)成分(テンソル)が計算可能か? (一階なら、粗悪メッシュでもOK)

 

1)2)3) 教科書上、全部できる風になってるが、メッシュ依存は現に起こる。

計算機が世に出て、随分経ますが、幾何の偏微分(テンソル)計算は冴えんまま。

メッシュ次第で解がブレて安定せず=万年未解消。 課題が長年克服されない例は珍しく、

半導体登場から、光ファイバーやレーザーなどの実現まで、

ライト兄弟が飛んでから、月面に行ったアポロや大形ジェットB52やジャンボ機実現まで 

何でも超早い印象。 百万年か知りませんが、人類史の長さから見て、

短か過ぎるような… 宇宙人から知恵を授かったのか?

 

一方で、実用が微妙いうか(無理すれば実用になるのか)

超音速旅客機、フリ-ゲ-ジ列車等、実用途上技術も多々あり。

昨今話題の自動運転は、私は実用化しない予想ですが、果たして…。

CAEのメッシュ依存問題も万年未解決で。 

 

元々、ビッグデ-タ解析や人工知能のためじゃなく、工学計算のため作られたのが計算機。

思いますが、今現在、テンソルが(メッシュ依存なしで)解けずトホホいう。

バッチリ解ける事になっており、(本当の事を言うと、計算分野から追い出される?)

大規模コンピューティングで益々素晴らしい世界が広がる、いう風になっとるんですが…。