午前中に診察を受けた第二弾の2頭
かなり状態が悪く、標準体重の半分程しか有りません
体中がノミだらけで・・・
フロントラインスプレーよりも作用が穏やかだからと、アドバンテージを滴下してもらいました
母猫は、悪意ある人間に危害を加えられて障害がある猫
母猫自体も栄養状態が悪かったのでしょう
妊娠中・授乳中の母猫って、それは凄い食欲なのにね
獣医さんも給餌を試してくれましたが受け付けない2頭
「食べない事にはどうにもならない」と、薬も処方されませんでした
一日の大半を2頭の給餌に費やすも・・・
とにかく飲んでくれない&食べてくれない2頭
とうとう目が開かなくなり・・・
ソフトサンティアを垂らしては拭うを繰り返し
やっと開いた目からは黄色い膿が出て来る状態
まろたんを育てている時同様に、0.1ml単位のミルクやリカバリーサポートを
激しい抵抗に遭いひっかき傷だらけになりながら
「ごめんねぇ、でも食べないと死んじゃうの」
「せっかくあの場所から抜け出てこられたんだから生きなさい」と話ながら押し込みます
子猫達も全身ドロドロ
給餌している私もドロドロ
そして・・・
アドバンテージが効いてきて、ケージの床一面に、ゴマをばら撒いた様に落ちている黒い粒々
拡大鏡で見てみると・・・全部ノミ
私、自分の目でノミを見るのが初めてです
野良猫を捕獲・保護していても、捕獲直後にレボリューションを滴下するので、ノミに遭遇した事がありません
たった300gしかない身体にあれだけのノミ・・・
痒いのはもちろん、貧血になってしまっていたでしょう
死骸もボロボロ落ちますが・・・生きているノミもそこら中にボロボロボロボロ
浴室隔離はこういう時にも便利です
生きているノミには水で流れてもらえるので
1回お世話する毎に、自分の服も交換します
他の子達にうつしたら大変ですから
浴室でお世話して、脱衣所で脱いで洗濯機へポイッ
保護には隔離場所も重要です
まぁ・・・
湯船に浸かれないという犠牲あっての、浴室隔離ではありますが