昔の炭鉱や鉄道の写真を見るのか好きな私
ネットで情報収集をしていたら素敵なサイトを見つけた
このホームページの管理人さんのお父様が
1970年代に、今は廃止となった国鉄や炭鉱鉄道、炭鉱街などの写真を撮り
管理人さんが写真を整理し公開した物です。
私、お気に入りの 美唄鉄道も載ってます
手元に昭和34年の我路の古地図があり
我路の炭鉱街が栄えていた頃の写真と照らし合わせ、どこで写真を撮ったのか探したり楽しんだ
管理人さんにメールしたところブログに写真の使用許可を頂いた
実際に現地に行ってみて、1970年代に管理人のお父様が撮った写真と、今の我路を比べてみようと思う
我路を見に行くついでに、旧美唄鉄道沿線の冬の廃物散策も楽しもうと!
1月23日 珍しく晴天無風な日曜日
道央自動車道は凍結で50km/h~80km/h規制は有る物の流れる車は早い💨
美唄インターで下り、旧美唄炭鉱方面に進むと、なんとなく雲の雰囲気が怪しい…
旧三菱鉱業美唄鉄道線は、国鉄美唄駅から東に分岐し、幾つかの炭鉱街を通り終着の常盤台駅まで結んでいた
美唄鉄道跡に沿って探索して行く
盤の沢
航空写真は1962年(S37)
現在のグーグルマップだとこんな感じ
立ち並んでいた炭鉱住宅は今は無い
グーグルマップの✕「古い給水塔」は間違いで、2坑原炭ホッパーだった
道道135沿いの商店街の建物は少なくなったが残り
炭鉱事務所の建物は、今でも露天掘りの別の会社が使っているようだ
滝の沢発電所は冷却塔を含み跡形も無い
グーグルマップには「古い給水塔」って紹介されてるけど…(^^;
美唄鉄道が開通した当初はこの場所に炭鉱は無く、発電所の為の駅として設置されたそうだ
商店街の部分を切り抜く
1番右の建物は、減築されたが現存
2番目、3番目の看板建築の建物は解体されありません
4番目の「鈴木商店 TEL117」は現存
5番目の「中出商店」現存
6番目の旧「北海道新聞」も現存の建物です
店舗としては営業していませんがこの3軒ともお住まいか、管理がされています
小山の中腹に見える坑口は、先人のレポートでは20m程で崩落
過去に私も挑戦していますが、冬場の時期は上からも下からも難しく未達の場所です
炭鉱事務所だった建物は、別の現露天掘りの会社が利用している
特に立入禁止とかの表示は無かったが、現役の会社なので遠巻きで見て終了する
この近くには、瀧の沢温泉(子宝湯)と言う温泉施設があったそうだが、正確な場所が分からず探索が出来ない
盤の沢地区より、滝の沢川に沿い中に入る
このさ~、美唄鉄道廃線跡のサイクリングロードは現役なのだろうか?
この少し奥に昔の航空写真で気になる物が写っている
炭鉱関連のベルトコンベアや、トロッコの軌道の様な物だろうか?
滝の沢川沿いに林道を進むと
古い橋脚が現れる
高い位置で滝の沢川を渡っているので山の面にはトンネルが有るのだろうと
スノーシューを履き山の斜面を登ってみる
橋脚の高さまで上って来た、って事はこの裏側にトンネルが…
ほとんど雪に埋まってるし、中を覗いても閉塞していた💦
見るものを見たので山の斜面を降りようとするが、怪しい穴が幾つも空いている
炭鉱跡は穴に落ちるとか事故が有るからね、上って来た足跡を慎重に帰る
結構な斜面だ、行きは興味と勢いで来れるが、帰り冷静になってみると滑り落ちないかチョッと怖いね
盤の沢を後にして道道135沿いを進むと
美唄川を渡る旧美唄鉄道の廃線跡、サイクリングロードだね!
この次の町は、お気に入りの我路です
つづく・・・