鎌倉市議会12月定例会が開会中です。
僕は5日に一般質問に立ちました。
光くんが2回に分けてレポートします。
1回目は質疑の再録、2回目は光くんの解説です。
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光の記録より質疑再録
重度訪問介護について
千一
この 4 月から神奈川県における重度訪問介護等の利用に対する財政支援が増加した。
これは県が国に申請することによって、各地の重度訪問介護の利用時間が増えても、国から助成金が多く出るということだ。各種の負担が少なくなるということだ。
私は何年も前から、鎌倉市や県の副知事や担当課長などとお会いし、交渉を重ねてきた。
そして、飯野正毅県議にも県に働きかけをお願いした。
飯野県議は県下の多くの市に電話をして聞いてくださったが、この制度を知らない市も多くあったそうだ。
飯野県議は 2 期にわたり県と交渉して下さった。
この結果、神奈川でも制度が使えるようになった。
関東でこの制度を使っていなのは神奈川と栃木だけだった。
他の都県では以前からこの制度を使っていたようだ。
重度訪問介護を使っている皆さんや時間を多くしてもらいたい方や、これから重度訪問介護を使おうとしている方には吉報だと思う。
鎌倉市の担当者のお考えを聞きたい。
健康福祉部長
重度訪問介護等の訪問型サービスについては、国及び県からの財政支援基準額が設けられていることから、
基準額の上限を超過する分については、これまで全国を市が負担することで必要な障害サービスの提供に努めてきたところだ。
令和 6 年度から神奈川県におきましても、重度訪問、介護等の利用促進に係る市町村新事業が開始されたことにより、
基準額を超過した場合、本市の財政負担が軽減されることになり、大変ありがたく思っている。
今後も障害のある方が安心して地域で暮らせるよう、必要な人に必要なサービスが提供される提供されるよう努めてまいりたいと考えている。
千一
何でこんなに時間が経ったのか?
一生懸命やればもっと早くできたはずだ。
県に働きかけるのが遅かったことで10 年以上も経った。
もっと急いでやってくれれば早くできたはずだ。
関東でやっていないのが、神奈川と栃木だけというのは何ともお粗末な話だ。
松尾市長
重度訪問介護事業等の訪問型サービスに対する補助制度の創設については、これまでも繰り返し県議団要望や、神奈川県市長会を通じて県に要望をしてきたところだ。
平成 28 年 7 月に津久井やまゆり園において発生した痛ましい事件を受け、神奈川県は令和 3 年 11 月に当事者目線の障害福祉実現宣言を発信し、当事者目線の障害福祉に転換することを誓い、令和 5 年 4 月には神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例を制定するなど、障害福祉に関する政策を充実させてきたと認識している。
これまで多くの方々の働きかけが、この取り組みに実を結んだにというふうに考えている。
本市は共生社会の実現を目指しており、必要な制度やサービス提供体制の構築は責務といえる。
今後も当事者や支援者などの声に耳を傾け、住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、機会を捉えて国や県に働きかけてまいりたいと考えている。
ますます悪くなる障害者の労働環境について
千一
最近の調査によれば全国で就労継続支援 A型事業所を中心に就労事業所が 329 カ所閉鎖され、働いていた障害者の少なくとも約 5000 人が解雇や退職させられたということだ。
神奈川県においては 3 か所が閉鎖され、49 人が解雇退職された。
これは障害者福祉の切り捨てではないかと思う。
働いていた障害者のことを考えると、私はいてもたってもいられなくなる。
鎌倉市の中では、閉鎖した就労継続支援 A型事業所があるかあるのかを教えていただきたい。
そして、鎌倉市としてはこのようなことをどうお考えになるかを教えて欲しい。
健康福祉部長
鎌倉市内では令和 6 年 3 月から 11 月までの期間において、就労継続支援 A型事業所が 1 か所閉所となっている。なお、閉所した事業所の跡地には、同じ法人が就労移行支援事業所と就労継続支援 B 型事業所を新たに開設しており、従来の通所者の多くはこの就労継続支援 B 型事業所に通所をしていると聞いている。
その後、9 月になり新たに 1 か所の就労継続支援 A型事業所が開所し、現在市内の A型事業所は 5 カ所になっている。
就労事業所の閉鎖に伴う障害者の解雇や解職に対する市の考えについてのご質問については、
就労継続支援 A型事業所とは、一般企業等での就労が困難な障害者に対し、雇用契約を結んで働く福祉事業所であり、全国的に閉鎖が相次いでる背景には国が収支の悪い就労継続支援 A型事業者への報酬を引き下げたことが一因であると認識している。
障害のある方が通い慣れた事業所を経営者側の都合で変わらざるを得ない状況が通所する当事者にとっての負担も大きく望ましいものではないと考えいる。
本市は障害者 2000 人雇用センターやデジタル就労支援センター鎌倉における就労支援、また、新たな集合支援事業所を開設する際の補助制度を活用しながら、就労を希望する障害のある方の支援に努めてまいりたいと考えている。
選挙について
千一
以前から何回も取り上げてきたが、その後どういう変化があったのか。
選挙する立場の人で郵便投票できるのは身体障害者 1 級と高齢者でいえば、要介護 5 の人など投票所に行くことができない人だけだ。
しかし、身体障害者 2 級の方とか要介護 3 の方、また病気や怪我で家から外に出られない方で郵便投票が認められていない方も多くいる。
そういう方たちのためにもっと郵便投票の枠を広げてもらいたいものだ。
船の上からでも投票はできるのに、また外国からも投票できるのに投票所から 100m のところに家があるのに投票できないのはおかしなことだと思う。いかがか。
選挙管理委員会事務局長
選挙管理委員会事務局長郵便投票の枠を広げることについてのご質問だ。
郵便 等による不在者投票制度は選挙に自らが投票所で投票する選挙制度の特例として、自宅などで投票できる制度で、お体が不自由で投票所に行くことができない方で、障害の分野程度などの一定の条件に当てはまる方を対象としている。
国において、郵便等投票制度の対象拡大についての議論がされていることは承知しており、本市が加入する神奈川県市選挙管理委員会連合会では、今年度郵便等、投票制度の代表者拡大の早期実現を国に向けて要望したところだ。
今後も県内各市とも連携をしながら郵便等投票制度の対象者の拡大に向けた取り組みを進めていく。
千一
選挙について選挙については 20 年間言っているのに、いつも同じような答えが返ってくるばかりだ。
もっと国に働きかけることはできないのか?
これは民主主義の根幹であるのに、とてもおかしなことだと思う。いかがか。
選挙管理委員会事務局長
これまでも選挙に関しては、現場からの意見を国に届けるよう要望等を提出してきたところだ。
郵便等、投票制度の対象者の拡大についても、議員のご提案も踏まえまして、より一層の努力をしてまいりたい。
生活をもっとしやすく
千一
以前も質問したが、福祉関係でやっていることは、国がやってくれること、県がやってくれることや鎌倉市独自でやっていることなどたくさんある。そういう制度に気がつかなかった方や知らなかった方もたくさんいると思う。
鎌倉市役所でそれを気がついた場合、その制度を教えてあげることはしていないのか。
税金の徴収や健康保険の徴収は言わなくても来るのに出す方はなかなか来ないのはとてもおかしいと思う。いかがか。
比留間副市長
助成制度などをご案内することについてのご質問にお答えする。
本市では、広報かまくらやホームページ、LINE などの SNS 発信、地域発行の冊子など、様々な媒体を通じての情報提供をはじめ、地域包括支援センターなどの福祉関連機関や関係団体を通じた周知を行うとともに手続き等で来庁される方に対しては窓口において丁寧な制度説明に努めているところだ。
また、これまで議員からいただいた提案を踏まえまして、まずは障害福祉の分野においては、障害者本人及びその支援者であるケアラーの方々等に、これまで紙媒体で提供していた情報をスマートフォンアプリを活用し、プッシュ型で市が届けたい情報を届けたい方に届けたい相手に適切なタイミングで提供できるような環境整備を現在行っており、令和 7 年 1 月から運用を開始する予定だ。
今後、行政のデジタル化を進める中で、必要な情報が市民の方々に届くよう、さらに分かりやすく使いやすい仕組みを整え、充実させていきたいと考えている。
千一
本当に税金とか健康保険のお金は言わなくても請求が来て、市役所でやってくれるのに、自分からいかないとやってくれないのはとてもおかしいことだと思う。何とかならないものか。
早くやって欲しい。
松尾市長
福祉をはじめとする行政サービスの多くは、ご指摘のように申請主義に基づくものが多いのが現状であり、これまでも様々な媒体を活用して、当事者をはじめ、関係機関団体と通じて周知に努めるとともに窓口等においても丁寧な対応に努めてきたものの、制度を知らないと申請しづらいという面があることはご指摘のとおりであると思う。
鎌倉市としましても、行政分野におけるデジタル化を進めておりますが、その中でプッシュ型の情報提供を進めたいと考えており、その取り組みで一つとして令和 7 年 1 月から副市長から紹介した障害者支援アプリの導入を予定しているところであり、当事者の方々の思いを受け止めて必要な方に必要な情報が届くよう、しっかり取り組んでまいりたいと考えている。
千一
これで今回の質問は終わる。いつももっと議論ができなくとても残念だ。これからもよろしくお願いしたい。
つ・づ・く
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