六甲山でロードバイクで落車したが運よく軽症で済んだ話
まず第一に事故の原因は私のスピードの出し過ぎです。
はじめての道、険しい峠ではスピードを出し過ぎず慎重に下るのが一番です。
反面教師的に振り返り。
GW中の5/2逆瀬川ルートで六甲山を登ろうと
兵庫県の西側から裏六甲を経由して逆瀬川駅を目指して下山しているときに発生しました。
■事故の原因
事故の原因は完全に私のスキル不足と過信です。分析すると3つの要因があるように思います。
①途中で道に迷ったりしてちょっと焦っていた
②①によりスピードを出し過ぎていた。
③初めての峠でかつ勾配が10%を超える坂道でさらに
路面の状態も悪いのに大丈夫だろうといつも通り下っていた。
転倒した際のサイコンのデータを改めて見ると40km/hぐらい出ていたようです。
場所はこのあたりで、左コーナーからタイトな右コーナーが続く連続コーナーの区間で
傾斜はおそらく10%程度あったと思います。
転倒時のステップですが次のようなステップでした。
①左コーナーから右コーナーに連続して入る
②右コーナーの立ち上がり時にフロントタイヤが左右に振れる
③そのままなすすべなく転倒
転倒したときは死んだと思いましたが、
何とか生きていたみたいですぐに立ち上がり自転車を拾いに行きました。
後から振り返ると、転倒寸前に自転車を捨てて、
自転車は前方に、私自身は後方に飛んだようです。
自転車のSTIレバーは両方の前面に傷があったため
自転車単体で前転したようです。
そのままだと私も顔から地面に落ちてたかもしれないです。
右コーナーという事もあり、私は左半身が擦り傷だらけ
自転車は左に倒れたのでディレイラーなどは無事だったようです。
■救急搬送
転倒した後ですが、下記ステップで病院まで連れて行ってもらいました。
西宮消防、西宮警察、そして同行者には感謝です。
多分、転倒から30分ぐらいで救急車が来てくれています。
(①~⑤がやや長かったので通報からは15分ぐらいで来てくれていると思います)
①転倒直後は素早く動けて自転車等を回収して安全な場所へ移動
②その後やや意識がもうろうとする。
③遅れて同行者が下ってきたので転倒したことを伝える
④救急車を呼ぼうとするが圏外
⑤同行者が峠を下って電波が入るところで119へTEL
(自分も下ろうとしたが頭がフワッとするので断念)
⑥しばらくするとパトカーが来る
⑦その後救急車が来る
ちなみに西宮消防の方には同行者の分も含めて
ロードバイクを救急車に乗せていただき本当に感謝しています。
■病院での処置
病院ではERで迅速に下記順番で処置いただき
おおよそ1時間ぐらいで帰宅できました。
この間に家族に迎えに来てもらいついでに保険証も持ってきてもらています。
保険証が無いと全額負担なのでロードバイクに乗るときは念のため保険証を持った方がいいです。
(マイナンバーカードが保険証として使えるようになったので、
自転車の時は保険証、普段はマイナンバーカードなど使い分けるといいかもしれないです。)
①問診
②レントゲン撮影
③CT撮影
④診断
⑤処置
⑥会計
⑦薬の処方
検査の結果、骨、脳には異常なし、左半身の擦過傷(擦り傷)のみという診断となりました。
転倒したシチュエーションの割には軽症で本当に助かりました。
■ヘルメットや装備品のダメージ
ちなみにヘルメットはこんな感じでベコベコです。
ヘルメットをかぶってなかったら確実にこの世にはいないと思います。
また、再現性が無いので評価は難しいですが
TrekのWaveCelが頭を守ってくれたように思います。
ヘルメットを選ぶ際はWaveCelなりMIPSなり
安全性の高いヘルメットを選ぶことの重要性を改めて認識しました。
※参考にバージニア大学による自転車用ヘルメットの評価結果へのリンクを貼っておきます。
ちなみにその日着ていたジャージは全滅です。
ジレとビブは今期買ったばっかりで
どちらもまだ数回しか着ていないので非常に悲しいです。
(PasNormalStudiosの高級ジャージなのに。。。)
一方でサイクルウェアとしてはやや厚手のウォータープルーフのジレを来ていたことで
肌へのダメージが比較的少なくて済んだのは不幸中の幸いかもしれません。
(ジレの肩回りは生地が折り返していて分厚いのですが完全になくなってます)
■まとめ
事故を防ぐにはやはりスピードを出し過ぎないということが大事です。
特に初めての道、難しい峠などはより慎重になるべきでした。
あと、事故を起こすといろいろな方に迷惑もかけるし心配もかけるので
自分を過信しない、家に怪我無く帰るということを改めて
最優先すべきだと感じました。