かめじろーのブログ

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Trace(追跡)とAbiity(可能)という言葉を組み合わせた『トレサビリティ』という言葉があります。
これは商品の生産段階から最終的な消費の段階まで、流通経路が追跡可能な状態のことをいいます。この言葉が日本に知れ渡るようになったきっかけがBSE問題でした。当時は店頭に並ぶ牛肉がどこで生まれ、何を食べて育ち、どこで加工されたものか商品情報を調べることが出来ませんでしたが、BSE問題をきっかけに、商品の履歴を調べ、安全性を確認できるシステムとしてとして『トレサビリティ』が普及していきました。
コーヒーのトレサビティが問われるようになってきたのは2000年頃からで、スペシャルティコーヒーという言葉概念が誕生し始めた時期と重なります。それまでコーヒーにおとぁれていたのは、生産国と輸出規格だけでしたが、次第に食の安全や環境との関わり、農薬の使用などが問われ始め、更に、そのコーヒーがもつ香味に見合った価格設定がされているかなど、多様な情報を消費者側が求めるようになってきました。特に、質の高さが求められるスペシャルティコーヒーにおいては、トレサビリティはとても重要ななってきます。


コーヒーは、多くは発展途上国で生産され、先進国で消費される農産物で、世界中で1億人以上の人が生産に関わっています。
石油に次ぐ大きな産業で、この産業を持続させるためには、環境保護や生産者への配慮が重要になります。
永続的にコーヒーの生産を繰り返すためにはどうすれば良いかを、生産国、消費国が考えることが重要とされてきました。このような考え方をベースに新しい仕組みの中で誕生したのが『サスティナブルコ-ヒー』です。その中でも代表的なものを紹介します。
『オーガニックコーヒー』
有機農法で作られた有機栽培のコーヒーを言います。有機農園の認定には、数年に渡り、化学肥料が未使用であることなど、厳しい基準が設けられており、生豆を輸入するトレーダーにも有機取り扱いの認定が必要です。
『フェアトレードコーヒー』
生産者に最低買付け価格を保証して生活の安定を図り、品質の安全向上を目指し、農家の利益還元を守ります。公正な交易を理念として、ニューヨークの相場に影響されない独自の買取価格を保証し、有機栽培も奨励しています。
『バードフレンドリーコーヒー』
「スミソニアン渡り鳥センター」の熱帯自然保護運動に関連する理念を反映したコーヒーを指します。その他に、レインフォレストアライアンス、グッドインサイド、コンサベーションコーヒーなど生産者の生活向上や環境H全などに配慮して生産された認証コーヒーがあります。


日本でストレート・コーヒーの代表といえば、戦前から『モカ』です。
コーヒー伝播の歴史は、原産地のエチオピアからアラビアへ伝えられ、より良い自然条件の中で栽培に成功し、そして、このアラビアのコーヒーが、アラビア半島南西の港「モカ」から積み出されそのコーヒーが「モカ」と呼ばれるようになったのです。
そして、ヨーロッパに伝わったのもこの『モカ・コーヒー』であり、世界の生産国へ伝わりました。
これが現在アラビカ種と言われているコーヒーです。
ところで、アラビアのコーヒーの苗は生産量を上げるためにアラブ商人により、再びエチオピアに運ばれ栽培されるようになりますが、エチオピアで栽培された豆も、 アラビアのモカ港から運ばれたのでやはり『モカ』と呼ばれました。
1628年に、オランダ商人が40袋をモカ港から買い付けたのが、『モカ・コーヒー』の始まりとなり、その産地は、イエメン(アラビア)及びエチオピアのものの2つがあった。
その上、1804年アメリカまでもがモカに商館を設けるほどでした。
しかし、モカ港はその後砂に埋まり「港」としての機能を失い、コーヒーの積み出しは、ほかの港に移りましたが、コーヒーにはそのまま『モカ』の名称が残っています。
現在、イエメン産の「モカ」は、日本では『モカ・マタリ』と呼ばれています。マタリは、産地バニーマタリを指し、モカ・マタリは積み出し港名と産地名が合体した名称です。
一方、エチオピア産の『モカ』は、現在は『ハラ—・コーヒー』とか、『モカ・ハラ—』と呼ばれ、ジブチ港から輸出されています。
同じモカ・コーヒーと呼ばれているものの、豆の形状に大きな違いがあり、イエメン産モカ・コーヒーは【モカショートベリーコーヒー】と呼ばれ、豆の形状は名前の通り小粒なサイズが短く、エチオピア産モカ・コーヒーは【モカロングベリーコーヒー】と呼ばれ、豆の形状は比較的大粒でサイズも長いのが特徴です。