本澤二郎の「日本の風景」(5215)

<本末転倒=亡国の東京都知事選>

2024年7月7日は、首都・東京の代表を選ぶ投開票日である。現職の3選を目指す小池百合子が逃げ切ると見られている。「経歴詐称」「カイロ大学首席」と公然と嘘をついてのし上がった小池を、「緑の狸」と不名誉な評価を得ても、自公や連合など組織票が全面協力しているからだ。

 

最近まで凡人は「女性は優しく平和的で争いを好まない」と思い込んできたのだが、さにあらず政治権力に手を出す女性の多くが、持てる武器を駆使して獰猛な男たちを利用して、栄冠を手にする亡国の輩という考え方に変わった。特に小池がその先頭を走っている。

その点で、安倍側近の高市早苗などは後塵を排して問題にならない。彼女らのほとんどが極右の看板と支持を手にしている。歴史認識が零点だから、健全な支持者は少ない。

 

多数国民は、右翼も左翼もあまり好きではない。中道リベラル派が多数で、概して無党派層を形成している。バランス感覚に優れている。極端を嫌う憲法人間が少なくない。ただし、一番の課題は学校教育で近代史を教えない、憲法を教えないため、民主主義の基本知識が不足している。過去に香川県の労働組合が、憲法についての勉強会を開いていたが、これを全国的に普及することが望ましい。

ともあれ、経歴詐称知事を支援する政党や団体は、嘘や騙すことを当たり前に受け入れている。悲劇の証拠を提供している。本末転倒選挙だと断じたい。

 

<「政治にうそ」を誇示する神道・自民+創価・公明の前途>

政治家や政党は、国民に対して「約束事」を訴えて、支持を獲得するのだが、今回の都知事選では「嘘は当たり前」という風潮をはびこらせる最悪の公人選びだ。

そこに我も我もと56人の候補者が手を上げて、混乱に輪をかけて、結局のところは、現職の経歴詐称候補を3選させようとしている、と筆者の目に映る。

「官邸と信濃町の狐がタヌキを総力を挙げて応援している」と巷では揶揄されている。日本の選挙は、失礼ながら憲法を知らない人たちによって政教一致の闘いが繰り広げられている。自公体制の本質は、神道・統一教会の自民党と、創価学会の公明党が連合を組んで、権力をほしいままにしてきた。

これからどうなるか?との見通しを提供する大事な選挙のはずだが、実態は裸体ポスターや姿さえ見せない候補者の乱立で、経歴詐称知事の3選に新聞テレビも走っている。

 

<信濃町の知られざる秘事がネットにガンガン浮上>

パソコン素人人間は、油断していると、特定のネット情報の嵐に吹きとばされそうになる。マイクロソフトといった情報提供ネット企業による情報操作に呑み込まれる危険性が、ツネに付きまとっているようなのだ。

 

正直なところ、公明党創価学会の「戦争加担」「自民右翼化」の事実から、自民党による戦争体制化爆走について、憲法人間として座視することができないため、信濃町批判を時々してきた。すると不思議なことにYouTubeに、やたらと信濃町関連の怪情報から宣伝動画まで山のように出てくる。

自民党派閥記者20年の凡人ジャーナリストにも、驚愕させられる秘事まで飛び出してくるではないか。池田死去のさいの創価学会と池田家の確執から、信濃町の内側の攻防戦を当事者が明かしている動画まで。統一教会の内部は今も秘匿されているが、池田亡き後の信濃町の混乱のすごさに驚く。

 

悲しいかな、憲法が命じる「政教分離」論について、それがないのが不思議である。宗教の恐ろしさを改めて印象付けていることだけは、確かなことである。これが自発的なものか、それとも信濃町解体を狙う第三者の野望なのか。いえることは、戦争勢力となった宗教政党は、この日本においては不要である。

 

<嘘は泥棒の始まり=笹川ギャンブル財団との深い仲>

YouTubeから得た貴重な情報の一つが、公明党創価学会と笹川ギャンブル財団の不可解な闇のことだ。なぜ公明党議員が、自民党内閣の下で国交相に就任するのか?その謎が少し見えてきた。

安倍の下で国交相を歴任し、安倍の戦争体制を創り上げることに専念した太田昭宏と山口那津男と創価学会の原田や谷川。御存知、国交省の巨大利権の競艇を、なぜ笹川に独占させているのか!

背後の暴力組織が、創価学会とやくざ暴力団の闇と関係があるのかないのか?まだ誰も指摘していないすごい闇だ!

 

<二階側近の林幹雄とやくざ利権も話題>

余談だが、林大幹の倅の幹雄は、二階俊博の側近で有名だ。よろつく二階のボディガードもしてきたのだが、彼は最近非公開の金集めの集会を開いて、自民党千葉県連を驚かせた。

その関連で「林は成田空港関連の道路利権にやくざと一緒に関係していた。後継者にしたい息子の県議は、やくざの女を二号にして水商売している」という話が、元自民党秘書会ルートから飛び込んできた。

一見して真面目そうな林大幹を知っているが、息子も孫もやくざと一緒に利権あさり?これには木更津市で活躍した浜田幸一も驚いているに違いない。

 

<嘘つき経歴詐称知事に賭ける1000万都民のすごさ>

話を戻す。創価学会と神道と統一教会の集票に興味が集まっている。神道・神社本庁の内紛もすごいらしい。統一教会も教団解散目前である。都知事選の投票率の行方も注目される?

1000万都民の4年間の変化は、アベノミクス円激安で誰も予想できないほど大きい。三井財閥と手を組む小池の動向も気になる。千葉県の東京湾埋め立て利権を一手に握り、その勢いで新宿副都心を創り上げた三井に都政を委ねる?

大阪府民も駄目だったが、東京都民も期待できないのか?

2024年7月5日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 

https://is.gd/cyRPcX

https://youtu.be/YYLSN_kJDH4

https://www.youtube.com/watch?v=6JM6tFgdHVY&t=206s

https://youtu.be/j-n__LaULpY