神戸市垂水区の学習塾 自立学習館公式ブログ「合格の種」

神戸市垂水区潮見が丘と星が丘にある学習塾・自立学習館です。
個別指導と一斉指導の良いとこ取り


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こんにちは、垂水区潮見台&星が丘の学習塾・自立学習館塾長の鳩島です。  

 

塾を始めて20年以上経ちました。その間に、塾でもいろいろなことがありました。
塾での昔の話を少し、書きます。

塾を始めた当初は、いかに効率よく教えるかを考えて、生徒を指導していました。
80分授業(注:当時の授業の長さです。いまは110-140分授業です)の中で、生徒たちが困らないように先回りして、コツを教えていました。
説明をした後、生徒にその方法で解かせます。

このやり方で、伸びる生徒もいたのですが、伸びない生徒も意外にいました。
当時、伸びない生徒に対して、「努力の仕方が足りないな、もっとがんばって勉強したらいいのに」と思い、伸びない原因を、生徒の努力不足と決め付けていたのです。

毎年、毎年、似たような内容を教えるので、塾講師としての経験が長くなるにつれ、よりわかりやすく説明出来るようになりました。
自分は丁寧にうまく教えられるようになったなと自負していたのです。

しかしながら、あるとき 「ここまで丁寧に教えてしまったら、生徒自身が自分で考えて解くことはしなくなるんじゃないか?」と考えてしまったのです。

確かにテスト対策としては効率はいいかもしれない。が、試行錯誤を繰り返して得た知識のほうが、理解が深く忘れにくくなるんじゃないかと思いだしたのです。

自分が学生だった頃は、自分で考え、理解してから問題を解いていました。一方、理解があやふやのまま、丸暗記した友人はやり方をすぐ忘れていたことも思い出しました。

塾の生徒をみても同じです。伸びない生徒は、解法の暗記に気がいってしまい、深い理解をしようとしません。丸暗記をしようとするので、やり方を覚えても次回には忘れてしまっていることが多いのです。

伸びる生徒は、塾で教えられたことを、鵜呑みにせずに自分なりに考えて納得し、自分のものにしていきます。暗記するために努力したという感覚はなく、自分で考えながら解いていくうちに、自然に覚えてしまったという感じです。


どうやったら生徒たちに深く考えさせて、理解させることができるだろうか?

生徒たちに自分で考えさせるいい方法は?

新しい教え方は?

自問自答が続きます。そして、きっかけになったのが、カウンセリングの方法でした。
 




たとえば、カウンセラーはクライアント(相談者)に対して共感しながら、いろいろな悩みを聞きだして、整理し、その後、対処法を一緒に考えます。
その際に、「こうしなさい」という命令的なアドバイスはしません。クライアントが自分でそう思えてもらえるよう導きます。

同じ解決策でも、カウンセラーから与えられたものと、(カウンセラーが手助けをしながら)クライアントが自ら考え出したものでは効果が全然違います。

そこで、塾ではいきなり解決策(解法)を説明するのをやめて、まず生徒自らが説明文を読んで自分で考えて、解いてみる方法に変えてみました。

そして、分らない場合は少しヒントを与える方法にしたのです。
やり方自体はそんなにややこしいわけではないのですが、ちょっとした困難に直面しました。

「待てない&教えたがりの」自分の発見です。

長いあいだ、先回りしていろいろと教えてきました。なので、生徒が考えている時間が、自分が予想した時間より、少しでも長くなると、ガマンできずに解法を教えてしまうのです。

これは、塾だけに限りません、待てないクセについて自己観察してみます。

人の話を途中で遮ってしまうという形で出てきます。特に、家族といるときなど、気を使わなくていい場合などにです。。

行列に並ぶのも苦手で、外出時は行列の出来る店やイベントは避けていました。待ち時間が長くなるとイライラするのです。まるで時間を損したような気分になるのです。

教えるスタイルを変えるには、まず待てる自分に変わる必要があることに気づきました。
そこで、なるべく話の腰を折らずにさいごまで聞く習慣をつけようと思いました。

話を聞いてる途中に疑問が湧いても、質問したい気持ちを抑え、まず話し終わるのを待つようにするのです。「それってどういうこと?」「どうしてそうなるの?」と質問したり、確認したくなるのをガマンするのです。

もちろん、すぐに出来るようになるわけではありません。

注意深く聴こうと事前に思いだすときはいいのですが、他のことに気をとられて、心構えが出来ていないときなど、ついいつものクセが出てしまいます。

家族の話を遮ったとき、
「もういい、話したい気分じゃなくなった」
と打ち切られるたびに、次回はもっとうまくやってやると、誓ってました。

相手の話を遮ることが、だんだんと少なくなり、
ようやく話をゆっくり聴けるようになってきたころ、

塾でも「生徒の考え中」にあせらずに待てるようになってきました。
そして、塾生もじっくり考えられる時間が増え、いい影響が出始めました。

そのころになると、相手の話の腰を折らずに聴くというのは、その人が話したいことを丁寧に聴くことだと気づくようになりました。

相手のことを認め、尊重していないとなかなか出来ません。
「相手の話をしっかり聴くことは、相手を大事に思うことと。」
今までも教えられ、知っていたことですが、腑に落ちたのはこのときです。

嬉しいことですが、次の疑問がでてきました。
今まで、相手の話を質問で中断していたのは、相手を軽んじていた?

・・・ショックでした。
塾では生徒たちから慕われ、家庭でも良き夫、父親だと自負していたのですが・・・

それから、改めて自分が家族や生徒たちと話しているときのことを内観してみました。
すると・・・

生徒がおかしな答(本人は真面目に答えているのに)を言うとぷっと笑ったり、反論してくると、「生意気な」と思っていた自分を発見します。

とくに言うことをきかない場合は、「俺が正しいことを判らせてやる!」と相手を理屈でやりこめようとしていたのです。

以前に内観し、人を見下すクセを見つけて改善するようにしていました。
だいぶ改善できているなと思っていたのですが、まだまだ根深かったようです。

それからは、アファメーションを作成し、時間があれば唱えるようにして「見下すクセ、馬鹿にするクセ」を少なくする努力を続けました。

自分の気づきがあり、その内容(本音)に沿ったアファメーションを唱えると、内面の変化が早く現れます。

幸い、その後は、生徒や家族に対して、言いくるめるようなことはなくなりました。
待てるようになり、見下すことがなくなると、どんな状況でも焦らずに、イライラしない塾の先生になれました。生徒への共感の幅が広がったのです。

先生が焦らずに、ゆったり構えると、そのリラックス感が生徒にも伝わり、いい雰囲気の中でスムーズに学習が進みます。

そうなると、成績が上がる人が増えてきました。また好成績を維持できる生徒も増えたのです。

塾のスタイルを変えていくことで、自分の内観もすすめることが出来ました。
もうすぐ、塾の新しい年度が始まります。新しい生徒、保護者との出会いがあります。

楽しみにしています。
 

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