配偶者の不倫発生時、必ず守るべき10原則 | 日本心理教育院 www.jip.ac

 

配偶者の不倫は青天の霹靂のような絶体絶命の出来事です。それで不倫された妻、または夫は自分の行動と感情をコントロールすることもできず途方に暮れることになります。その理由は不倫の本質については知らずに、またどのように解決すれば良いのかも分からないためです。

この場合は無条件にこれから述べる10個の内容を守りながら不倫の正確な本質について知る努力をしなければなりません。そうでないと、自分の感情に自分が飲まれてしまい今までは想像もできなかった自分らしくない行動をするようになりますが、そのように皆さんがするすべて言動は外傷トラウマによる自己破壊的な結果をもたらすことになります。



1.友達または知人にできるだけ会わないようにしてください。皆さんは現在、人間関係から受けるすべての影響が外傷トラウマを拡大させる方向で作用している状態です。ですから友人や知人と会って生まれる良い感情であれ、悪い感情であれ、すべて皆さんの外傷トラウマを拡大させるものです。

2.不倫問題を絶対に他人に話さないでください。皆さんの不倫問題を聞きた相手は皆さんに誤った助言と慰めをしたり、ややもすると皆さんを利用しようとする目的が生じる可能性もあります。皆さんのようにそれを聞く相手も不倫の本質について知らないのは同様です。すると、後に皆さんが幸福に回復された後、彼らとの人間関係を絶たなければならない状況になることもあります。

3.不倫関連のユーチューブやSNS、ブログなどに自分の話を投稿しないでください。自分が不倫された経験の話を投稿すると、皆さんと同じような状況にいる人たちと疎通するようになり、不倫に対する歪んだ基準が形成され、他人からの慰めと共感に依存するようになり、歪んだ基準はより強固になり歪んだ人生を生きる結果をもたらします。

4.相手の不倫調査をしたり、不倫の原因を理解しようとしないでください。現在、配偶者は関係依存という重度心理障害が発生している状態なので、皆さんが配偶者を理解するためには皆さんにも同じ重度心理障害が発生していなければなりません。また自分自身が不倫という出来事にのめり込み不倫調査などをすると、皆さんは耐えられない、外傷トラウマをより拡大させる事実を知るだけであって、その結果、配偶者との関係を終わらせるしかありません。



5.自分の非だと絶対に自分を責めないでください。配偶者が不倫に関して何を話しても、それは自分の不倫を合理化するための言い訳に過ぎません。その言葉をそのまま信じてもならず、不倫の原因は関係依存という心理障害が原因であり、不倫したのは配偶者であって皆さんの非ではありませんので決して自分を責めることをしてはなりません。

6.不倫関連の情報、相談に関する情報を探してはならず、関連する本も読まないでください。現在のところ、不倫について正確な本質について伝えているところは皆無であり、心の原理を知らずにひたすら心理的観点や身体的観点だけで解釈しています。このように不倫について誤った解釈をすればするほど皆さんの外傷トラウマはどんどん大きくなります。

7.離婚は考えずに幸せに生きていくという意志を持たなければなりません。のちに外傷トラウマが治療されてから離婚しても遅くありません。しかし、現在のように外傷トラウマが作用する時は、相手との関係を修復して幸せに生きていくと決心してこそ、自分を治療しなければならないという意志も生まれてきます。反面、離婚を決心すると、治療の必要性は感じなくなり、外傷トラウマは潜在的に悪化して、外部からの楽しい刺激さえあればよく、他のものは眼中にない人生を送るようになります。

8.心が苦しいと怒りを表現するしかありませんが、怒りを表現するたびに自分の外傷トラウマは大きくなり、これを認識する配偶者の関係依存は悪化され、子供たちの心理が崩れていくということを必ず記憶しておいてください。

 

9.暴言、暴力などは絶対にしてはいけません。いかなる場合でも暴力と暴言は正当化できるものではありません。むしろ自分を不利に追い込む証拠になり得ます。

10.無駄使いはしないでください。現在皆さんがしている不要な支出は、皆さんの外傷トラウマによる補償心理によるものです。このように消費することで慰めを得ていれば、外傷トラウマが大きくなるにつれ消費額も大きくなります。 すると自分が頑張って成し遂げた経済的価値が外傷トラウマによって無駄に崩れる結果になります。

以上の10個の内容は、皆さんの外傷トラウマの悪化を最小限に留める方法です。しかし、皆さんの中に外傷トラウマが作用している限り、いつまで経ってもこのような生き方ができるのではありません。この10個の内容は皆さんの外傷トラウマが大きくならないようにただ抑圧をしているだけの状態ですので、その裏では毎日のように大変な苦痛が伴われます。

ですから、10個の内容を守りながら自分をより悪化しないように保護している状態で、一刻も早く根本の外傷トラウマを治療しなければなりません。そして現在を絶体絶命の危機を克服して、子供たちと一緒に幸せな人生を生きていけるようになることを願います。