不倫した夫の関係依存を治療できる二つの機会 | 日本心理教育院 www.jip.ac

 

重度心理障害の関係依存は一度発生すると、治療しない限り一生を作用し続け不倫が繰り返されます。

 

夫が不倫をして妻に土下座をして謝罪をしても夫の重度心理障害の関係依存が治療されたのではありません。「本当に反省している、家族の大切さを悟った」と言っていても同じです。この時に妻が「夫が本当に反省しているからこの問題は解決できるだろうと」考えるのは大きな錯覚です。夫自らが統制ができるものなら重度心理障害と呼ぶ理由もありません。つまり夫が自ら自分を治療することは不可能なのです。

 

夫が関係依存を治療できる機会は二つあります。

 

一番目は妻の外傷トラウマが治療されて幸福能力をつけて、妻が純粋な愛で夫に治療の機会を与えるときに、夫は自分治療の必要性を感じて治療できる可能性が高くなります。

 

二番目は夫自身が自分のすべてを自分の手で破壊させて死にそうな苦痛を感じているときに、死を選択することもあり、生きたいと思うなら自分の関係依存がどれほど恐ろしいものなのかを自ら悟り自分を治療しようとします。この場合は死を選択するエネルギーを関係依存の治療に使うのです。

 

皆さんが夫の不倫で苦痛を感じているなら、夫のすべてが破壊されて最悪の危機を迎えることを望んでいますか。

 

夫は重度心理障害の関係依存が発生する前までは皆さんと一緒に幸せな結婚生活を送ってきた人であり、子供たちの父であるために、過ちを犯しましたものの、夫が回復できる機会を一度は与えてみるべきです。

 

離婚してはならないと言っているのではありません。

 

まずは自分に発生した外傷トラウマを治療して幸福能力をつけてから、子供たちを保護しながら夫に自ら関係依存を治療できる機会を与えるのです。治療機会を与えたのに夫が拒むとすれば離婚をして夫は自ら破滅の道に進んでいきますが、外傷トラウマを治療して幸福能力がついている妻は子供たちと幸せな人生を生きていくことができます。

 

外傷トラウマを治療しないと離婚をしてもしなくても外傷トラウマは悪化され、妻自身、子供、家庭みんなが不幸の道に進みます。

 

自分の外傷トラウマを治療しないと、一生我慢をして不幸な人生を生きるか、逆に他人に苦痛を与えながら自分は幸福だと錯覚する人生を生きながら、すべての人間関係を破壊する人に変わります。

 

特に外傷トラウマを抱えて子供を養育すると、子供たちの心理も悪化され、成人になってからも不倫環境に晒されて(関係依存や外傷トラウマ)、まるで不倫が遺伝であるかのように受け継がれることになります。皆さんは自分を治療して不倫の弊害をここで断つべきです。

 

専門家をはじめ多くの人たちが不倫を愛の問題、夫婦問題、セックス問題が原因だと話しています。これは不倫の弊害がどれほど深刻なものが知らないからです。

 

不倫の原因は重度心理障害の関係依存です。問題を解決するためには正確な原因を知らなければなりません。そうしてこそ重度心理障害の関係依存と外傷トラウマを治療でき、正確な原因を知ってこそ問題を解決して幸福な人生に転換することができます。また不倫の本質を正確に知ってこそ、不倫がどれほど怖いものなのか知ることもできます。

 

皆さんが崩れてしまうと、皆さん自身だけではなく子供たちの人生も一緒に崩れていきます。一日も早く自分の外傷トラウマを治療してご自身と子供を保護しながら幸福にならなければなりません。そうしてこそ重度心理障害の関係依存の夫も治療できる機会が生まれてきます。ご参考ください。

 

不倫・浮気トラウマ治療のホームページ