男性に性機能障害が発生すると人生を変化させる時期が来たのです。 | 日本心理教育院 www.jip.ac

 

 

人生を変えるのは心のはたらきによりますが、心は性こころによってはたらくために、性と関連づけて考える必要があります。

 

男の人生は、基本的に価値を追求することですが、人生が変わるからといって、今までの価値の追求を変えるという意味ではありません。価値追求が変わるからといって人生が変わるのではないからです。では男にとって人生が変わる時期はいつなのでしょうか。

 

最初の変化の時期は男から男性に変わる時期です。男は生まれて異性に目覚め、性心理がはたらくようになると、生物学的の男から男性に変わります。主に10代の後半から20代に入る時期ですが、この時期を過ぎると人間関係に変化が起ります。普通はこの区分ができないゆえ、男と男性の違いがよく分からないのです。

 

二番目の変化の時期は、自分の幸福のためだけに価値を追求してきたのが、誰かと共にするようになる時期です。この時期がくると、自分一人の幸福のための価値追求ではなく、何かは守らなければならないものが存在したり、何かはあきらめるなど、自分の価値が変わるようになります。多くは結婚をしたり、責任を追うべき誰かと一緒に人生を歩むようになるときです。この時期になると、今までの人生のパターンに変化が起ります。

 

そしてもう一つ、人生が変化を迎える時期があります。

 

男が価値追求をする理由は、自分の幸福のためにですが、男にとってそのような幸福に、絶体絶命の影響を与えるのは性機能障害です。そのために性機能障害が発生する時点は、男の人生を変えなければならない時期なのです。

 

人生を生きていると、性機能障害はいつ発生するか分かりません。結婚前に発生することもあり、結婚後に発生することもありますが、結婚前に性機能障害が発生しても大きな問題にはなりません。未婚の場合は、自分が必要なら一夜にして自分の人生のパターンを変えることは難しくないからです。しかし既婚の場合は一緒に暮している家族がいるために、パターンを変えるのは容易ではありません。そのために結婚後に発生する性機能障害は比較的重要なのです。

 

では性機能障害は男の人生にどのような影響を与えるのでしょうか。

 

男は人生を生きていると、性こころによって性記憶の性きずをためていきます。性傷がたまると、必ず性機能障害が生じるのですが、男に性機能障害が発生すると、理由如何を問わず必ず心理障害に陥ります。心理障害を治療するにしても根本的な原因を解決しないと、また他の心理障害が発生して、それが性機能障害を悪化させる悪循環が繰り返されます。

 

このように性機能障害によって心理障害が発生したときは、自分の人生に問題が起ったという意味なので、変化の時期だと認識しなければなりません。

 

性機能障害を治療して予防すると、今までに追求してきたものはそのまま追求をして、幸福に対する観点が180度変わるようになります。したがって人生が変化するからといって、自分がしてきた仕事を変えなければならないということではありません。それまでに築いてきたものを放棄するわけにはいかないからです、つまり、追求していた価値が変わるのではなく、幸福の基準を変える時期なのです。

 

男は自分の性機能障害を認識する瞬間からストレスが過度になるために、そのストレスによって徐々に自分が成し遂げたもの、人間関係、人生を一つ一つ壊していきます。そのために性機能障害を不幸だとばかり思うのはなく、変化の時期を切り開くチャンスだと認識すべきです。

 

例えば、癌が発生する前には、体に異常兆候が現れますが、そのときに検査をして予防をすると、健康にいきていくことができます。しかし放置すると死にいたる問題にまで発展します。性機能障害はこのような異常信号のようなものなので、放置して見過ごしてはなりません。

 

早期に治療をして予防をすると、二度と再発することなく幸せに生きていくことができるので、恥ずかしいものだとは思わないでください。

 

性機能障害を治療するためには、身体ではなく、根本的な原因である性傷を除去しなければなりません。そうすると、性機能障害が原因の心理障害も自ずと治療されます。このような原理によって作られた治療法が「ジェスセラピー」であります。

 

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