だいぶ遅くなってしまったけど、僕もそろそろ2012年を振り返ってみようと思う。
2012年、大きな僕にとっての転換期だったと思う。
2012年、
新聞記者になろうと思って始めた就職活動。小さい頃から、世界で起きていることに興味があった。ニュースを見聞きする度に、
その渦中にある人の気持ちが気になってたまらなかった。
何でどうして??クエスチョンマークが頭の中で一杯だった。
それを探って見たかった。
そして、ニュースを人を追いかけてみたいと思った。
しかし、春。
僕の夢は断たれた。
記者以外に受けてた会社で決まったところもしっくりこなかった。
リセットをしよう。
何がやりたいのか考え直そう。
そこで思い当たったのは学部での学びを深めるために院に行こうということ。
もともと、大学二年の冬まで院に行こうと思っていた。
振り出しに戻った。
イギリスの院で開発、
それも小さい頃、親から過度な平和教育を受けてたこともあって、紛争解決と開発(平和構築)を学ぼうと思った。
今からじゃ遅いかもしれないけど、間に合わないかもしれないけど、目指せるだけ目指してみよう。
でも、
心の中では不安でいっぱいだった。怖かった。昔から自分のことに自信を持てなくて、大嫌いで、みんなと少し違う道でやっていける自信なんてなかった。
そんなとき、
僕は今の彼氏Jomと付き合うことになった。
Jomは、1990年生まれ22歳で、社会人二年目。(フィリピンの教育制度が、6(小学校)・4(中等教育学校)・4or5(大学)で、かつ小学校は5歳から学力次第だが可。大学入学は15・6歳。でも、中等教育学校が近いうちに6年制になって世界標準の16年教育に変わります。)
あーそうだ。
僕はゲイだったんだ。
改めて思い知った。
小さい頃から違和感を持っていた人への恋愛感情。
みんなと違うことに気づいた中学時代。
それからひたすらみんなと何より自分に嘘をついてきた。
それを続けていけば、いつか普通になれるんじゃないか思い続けた学生時代。
でも、
もうそろそろ嘘つくのやめよう。
正直になろう。
彼に恋をして、
そう思った。
何よりもまずそう思った。
異性愛者のフリをするのやめよう。
何も間違ったことなんてしてないんだから。
それときっと、
Jomarが、友達信じてみなよ、自分の大切な友達たちのことを信じられないなら、そもそもお前に友達なんてきっといなかったんだよ。どうなっても、俺はお前とずっと一緒だから。
と言ってくれたから。
だから、僕は両親へのカミングアウトと友人へのカミングアウトをすることに決めた。
思った以上に僕の周りは意外な反応だった。
みんな変わらず接してくれた。
特にうちの家族。
というか、うちの両親はなんとなく小さい頃から僕がストレートじゃないんじゃないかと思ってたみたい。
感謝の年。
一個一個の自分の人生が積み重なって人と出逢う。
人との出会いは縁だと思う。
自分の人生のどこかで何かが今と違ったらきっと僕は大切な友達たちと彼氏に出会えなかった。
結婚なんて、
大それたこと、ご縁がないと思ってた。
でも、僕らは将来に向けて計画を立てているし、そのために準備も進めてる。
2012年、
失敗から始まって、
方向を変えて、
恋をして、
フィリピンに新たな家族ができて。
なんだかすごく楽しかった。
すごーくすごーく楽しかった。
2013年。
何が起きるのかな。
何を起こそうかな。
ところで、フィリピン、マニラで長期インターンを探してたりしてますw笑
なんだかんだフィリピンに行く口実が欲しいだけ?笑
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