歯科医師のMです。

喫煙はお口の健康にも影響を及ぼしているのをご存知ですか?
 

 タバコの全身への害はよく知られていますが、お口への害はあまり知られていません。
タバコの三大有害物質は、「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」です。

ニコチンの毛細血管収縮作用と、一酸化炭素のヘモグロビンとの結合が主な原因で、組織の血行が悪くなり、免疫機能が低下し歯周病を促進させます。さらにタールが加わることでどす黒い歯茎へと変化していきます。

 

 非喫煙者と比較すると、喫煙者の歯周病の罹患リスクは2.7倍にもなり、ニコチンの血管収縮作用により炎症症状が隠され、気づいたら重度の歯周病になっていたということもあります。

こうした、タバコの影響はタバコを吸っておられる方だけでなく、受動喫煙や三次喫煙でも影響があると言われてます。
 

  禁煙をすることによって、歯周病のリスクは低下します。禁煙すると歯ぐきの出血が増える事がありますが、それはニコチンの血管収縮作用がなくなるためです。口の中をきれいにコントロールできていれば出血は減っていきます。

禁煙は歯周病の予防・治療のもっとも有効な対策のひとつです。
 

 現在は禁煙外来なども充実してますので体の健康のためだけでなく、生涯自分の歯で食事も楽しむために、さらには家族のために喫煙されてる方は是非禁煙を考えられてみてはいかがでしょうか?