一日の映画の日に観に行ってきました。(この日は結婚記念日だったので、珍しくカミさんと。千円だったってのもあるけどw)

ちなみにGANTZは読んだことがなかったので、いちおアニメ版を事前に観ておきました。


■あらすじ(らしきものw)
死んだはずの人間が謎の黒い球体に集められ「星人」というものと戦わさせられる話。(詳細は…ググってw。でも知らなくても十分観れます!)

■感想
一言でいうと「オリジナルとは別物なのに面白かった」という感じです。

正直、日テレが絡む実写化作品なので、オリジナルとの落差が怖かった(某デ○ノートや某カ○ジなどの例もあり)のですが、オリジナルとは結構異なる(ストーリー)のに面白い、といった良い意味で珍しい作品でした(笑)

特にストーリー。
オリジナルからの端折り方とつなぎ方、変え方が適度でバランスがよく、2時間弱に収めるには矛盾がかなり少なく好印象でした。逆にオリジナルの矛盾点や話が長いが故のダルさが減り、GANTZのストーリーを知らないで観た人には凄くわかりやすく仕上がってました。
という自分も、アニメ編観たときの「無駄なグロ、エ○」「話の進行がだらだらで長い」といった点が実写ではなかったので、こちらの方が好印象でした。

星人も好く出来ていたと思います。
ねぎ星人はかなりリアルで倒されるシーンは結構なグロさでしたが、これでもアニメ編と比べるとグロさは少なかったです。併せて人が倒されるシーンもかなりマスキング(血は派手に飛ぶけど体は映さない)されてたので、「PG12」ギリを意識したのかな…。
おこりんぼう星人も、仏像キャラを減らしたほか、千手観音と大仏のラスボス入れ替えも、映像的には自然な変更だったと思います。

キャストは…岸本役の夏菜さんが…かわゆす(笑)
全体的にキャストは良かったと思います。登場人物を減らしてる点も話が拡散しなくて良かったです。若干二宮くん重視過ぎな気がするシーンも無くは無いのですが(汗)


といった感じで、バランスよく出来た面白い映画でした。
後編も観に行きたいと思います!







ただ…


オリジナルが好きな人は、賛否分かれるでしょうね…
(田中(鈴木)星人のくだりから大きく手を入れたことで、以降のストーリー進行(特に玄野の変化)が変わった点など。)

あと「観た後に残るものが無い」のも事実。まあそういうのメインな作品ではないのかもしれませんが…