昨日は、東京から香川に移住された方の誕生日会での出張料理!


8品を作った。

お客様の数、11名と、軽食4名分。

マンションの一室にある、狭いキッチンで、これだけの料理をするのは、かなり厳しい!!


昨日は、大体10回目の出張料理。

やっとコツを掴んで時間内に最後まで提供出来た。

料理のクオリティとして、80点。改善点は見つかったが、主催者、お客様共に満足して頂けた。


お客様の顔ぶれは、

赤坂の料亭のオーナーシェフ、超有名フレンチレストランのシェフ、博士、スーパードクター、テレビ局のディレクター、プロデューサー、会社経営者2人、歯医者の先生、バイオリニスト、チェリスト、東京青山の有名スィーツ店のオーナーシェフ、と言った今までで超スペシャルなお客様達。


10回目にして、お客様からも質問されたり、フレンチのシェフからはレシピ教えてくださいと言われた事、料亭のオーナーシェフからは、渡蟹の使い方について質問された事に対して、しっかりと説明出来たのが自分の中で成長を感じることが出来た。


今回の成功の秘訣は、お客様がどういう方かをしっかりリサーチしていた事と、一皿ごとの料理の明確なイメージを描けていた事。

10回目にして、高効率で段取りから、本番での料理までが行えた事。


今思うと、最初のうちはめちゃくちゃで、全く素人レベルな料理だったし、めちゃくちゃ怒られたり、相手にされないとか、諦められた感を感じながらドキドキして作っていた。

本番前10日間は、ドキドキしっぱなしで、食事も喉を通らないから、出張料理が入ると痩せた。笑

それに、本業が手に付かないので、本業にしわ寄せが出ていた。


人は成長するもんで、環境と、覚悟、決意、人の為という思いがあれば成長できる。


料理の技術や知識は、後から着いて来るもんで、

昨日のお客様を迎えるのには、自分の精神が洗礼されているかどうか、料理云々の前の精神的な部分が、そのレベルに釣り合う物を持っているかが、1番大切な所で、

まずは志。

その次に相手に対して自分の全ての力を使って喜ばせると言う決意と覚悟。

これを持ち合わせた上で、これまでの経験とか技術が活きる。


今、自分には、自分の器を引き上げてくれる事が3つ。

1.富裕層の方々への出張料理

2.商店街組合の会長の仕事

3.トライアスロン

で、


これと、自分の会社の経営と家族を養う事。


思えばどれも、最初は大変だったけど、地道に続ければ出来るもんやなと、会社経営、家族の養い、トライアスロンは酒飲んでた時もしてたけど、


それ以外は、酒辞めてできた事。酒辞めてなかった自分では出来なかった仕事。


一つ一つの積み重ねで、一歩一歩進めば、いつの間にか出来ないことが出来る様になる。


酒飲んでいたら、一歩も前に進まなかった。

酒辞めて、毎日一歩、進めるようになった。