サギソウの魅力を切り撮る | jin-andoの徒然日記~写真に魅せられて

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可憐なサギソウ
 サギソウは、ラン科の多年草で、本州から九州地方で自生しています。サギソウの草丈はだいたい20~40センチくらいです。サギソウは、土の下でランナーを伸ばしながらその先に球根を作って増えていきます。ラン科のなかでも育て方や増やし方の簡単な山野草です。
 サギソウの花の咲く季節は、7~9月ごろです。葉っぱの真ん中からすっと花茎を伸ばしたのち、その先にとても上品で美しい白い花を咲かせます。ひとつの花茎にだいたい1~5つの花が咲きます。サギソウという名前は、花姿が鳥のサギが飛んでいるように見えることから名付けられました。

 

 

 

 

NikonD810、タムロンSP24-70にて撮影

 

 

連載 「砂上の足跡」~運命のいたずら その3
 杵築小学校の校長室に行くと、同じ執行委員の飯を食った大先輩が心配そうに迎えてくれた。

「大変なことだったねえ。大丈夫?」

「はい、何とか。怒りは頂点に達していますけれど。」

「だろうねえ。僕も力になるから何とか頼むよ。」

「もちろん、先生が校長で私も心強いです。」

 職員室に行くと、臨時講師が担任するはずであった学級に配属されることが決まっていた。当然であろう。校内人事を最初からやり直すことなどできるはずもない。慌ただしく学年部の打ち合わせが進む。しかし、ほとんどの内容が消化されない状態で時間だけが過ぎていった。
 学級開きの準備などできる精神的な余裕も無く、ただ時間だけがむなしく刻まれていく。しかし、準備はいっこうに進まない。間違いなく子どもたちは登校してくるわけであるが、表現できない虚脱感が全身を覆っていたからである。天地がひっくり返る事態でも起きない限り、明日の始業式は必ずやってくるのだ。

 この日の夜は、立石小学校の歓迎会が計画されていた。中止するわけにも行かず予定通りの開会となった。私は、出席するのを止めようと思ったが、敢えて出席することにした。
歓迎会が急遽「歓送迎会」に変わったのだから、会は冒頭から気まずい雰囲気だった。一通り挨拶が進み、私はこのような事態になってしまったことを詫びて退席した。会が始まって10分ほどのことだった。
 店を出る私を見送りながら、校長が言った。

「先生、うちの連れ合いが、『こんなことになって出て行く先生に何と言うつもり。辛い という次元を超えている。』と言われて・・・。本当に申し訳ないです。」

「先生、そうご自分を責めないでください。私は大丈夫ですから。今日はすみません。皆 さんと酒を飲めるような心境ではありませんので、これで失礼させてください。」

「分かりました・・・。先生、体に気をつけて頑張ってください。」

「ありがとうございます。」

 ネオンをまぶしく感じながら、重い足で歩き始めると、4月とは名ばかりの肌寒い風が背中を押してくれたのだった。


つづく

 

 

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