おは歎異抄!
「3条」【前半】は
弟子の質問ないし雑談を受けての
親鸞のユーモアがあふれ出た箇所でした。
場を和ませてから本題へ入る!
っていうのは、古今東西誰もがやることです。
皆さまの「ブログ」を見ていても同じです。
「○○さんのセッションへ行ってきました」
「○○さんのセミナーへ参加しました」
っていうブログには
主催者の○○さんの語った「笑いあり、深い内容あり」の場面や人柄のすばらしさ
などなど書かれているものです。
さてさてサティ…
「3条」の【後半】へ目をやりたいのですが
その前に「原文」をぼや~っと眺めてください。
モーゼよ来たれ、出でよ!
「3条」の海を割らん!
てーい!
【前半】
善人なほもつて往生をとぐ、いはんや悪人をや。
しかるを世のひとつねにいはく、「悪人なほ往生す、いかにいはんや善人をや」。この条、一旦そのいはれあるに似たれども、
本願他力の意趣にそむけり。
ざざーっ!
【後半】
そのゆゑは、自力作善のひとは、ひとへに他力をたのむこころかけたるあひだ、
弥陀の本願にあらず。しかれども、自力のこころをひるがへして、他力をたのみたてまつれば、真実報土の往生をとぐなり。
煩悩具足のわれらは、いづれの行にても生死をはなるることあるべからずを、あはれみたまひて願をおこしたまふ本意、
悪人成仏のためなれば、他力をたのみたてまつる悪人、もっとも往生の正因なり。
よって善人だにこそ往生すれ、まして悪人はと。仰せ候ひき。
こういうのは『般若心経』の時にもやったやり方ですねw
パッと見てサイデリアなことは
【前半】に「善人」「悪人」が頻発し
【後半】は「自力」「他力」が頻発している!
ということです。
「頻発している!」
っていうことは
「筆者がイイタイコト!」
がそこにあるので無視できないんですよ。
つまり「3条」の構造は
①「善人」「悪人」の話
↓
②「自力」「他力」の話
↓
③「悪人」+「他力」の話
となっているわけです。
もう少し具体的に言えば
①この世に「善悪はない」と分かっている
↓
②むしろ「自力・他力」の方が超絶重要
↓
③会話の流れで「悪人」と「他力」を織り交ぜて語っている
という感じです。
昨日まで①の部分を、長ーいことやって来たわけですw
読者さまも離れてきたことですし、ちょっとスピードアップ!
といっても【後半】はそんなに難しくなく
「他力!」、それも
「絶対他力!」
が大事なんだよ~って言ってるだけです。
では、「絶対他力」ってなんでしょう?
それはね…
僕の言葉でいえば
「ガイドさんに任せきる!」
ってことです。
この世で自分に起こることすべては
ガイドさんと共にあり…
ガイドさんと共に体験し…
ガイドさんとの共同作業なんだ!
っていう
「ガイドさんに任せきる!」
心境のことです。
「ガイドさんに任せきる!」
それは実際、どういうことなのでしょう?
明日、その具体例を挙げたいなと。
参照:『歎異抄』シリーズ
【なぞなぞ】
今日は私のお誕生日よ♪お友達がたくさん来てくれたわ。
みんな、私のためにプレゼントを用意してくれたみたい…
A子ちゃんは親友。一番小さい箱だわ。地味なリボンね。
B美は普通の友達。箱も普通の大きさね。リボンもそのへんにあるやつだわ。
C菜はいけすかない子。でも、一番大きい箱。あら、ゴージャズなリボンねえ。
ふふん…そうね。私が一番最初にとるとしたら、あれかしら。あなたは分かる?
…てか、あなた手ぶらで来たの?
【昨日の答え】
お昼ご飯