クロームブック?、OSはWindowsじゃないですよね。そんなもん、使いこなせる教師がいるのだろうか。また、児童生徒もそんなので操作を覚えても、(Windowsが標準の)実社会では役に立たないと思いますが。

 

そもそも、学校にはパソコン教室というものがあったと思います。一クラス分の台数が設置されたものです。その費用も莫大なものでした。私が耳にした情報では、ある学校で毎月50万円ぐらいリース料を設置者(町)が払ったということであります。その期間は5年間で、総額3000万円もの予算を要したということで。

 

一人に一台、パソコンやタブレットが配布されるのなら、パソコン教室などいらなくなります。ほんとうに無駄遣いですね。

 

昔、中学校にはLL教室というものがありました。私は習った経験はありませんが。英語のヒヤリング能力を向上させるために設置されたものですが、数年経ったら、物置になっていたそうです(笑)

 

昔からなんですよ、文科省のそういうところ。機器を導入して何をやるのか、どこまでを目指すのか、肝心なところはあいまいにして、新しいことを導入すれば何かいいことがあるだろうという程度で事業を進めてしまうのです。機器を設置したはいいものの、学校現場からその活用方法がたずねられても、「それは先生方で考えください」てな調子です;ー3ー)

 

どうせ、文部官僚が業者に接待を受けて、始めた事業に過ぎないと思います。だから、肝心なことがおざなりになってしまうのです。
 
ところで、なぜ、クロームブックなるノートPCが導入されたのか、原因を探ってみました。たぶん、これでしょう。

クロームブックなら、補助金だけで買えてしまうかも知れません。どこの自治体も財政難ですからね。無理もないですが。しかし、金がないなら、やめといた方がいいと思いますね。

 

そんなことより、今の生徒たちは、古い教室、古い机イス、汚いトイレなど、劣悪な住環境で学習しているわけです。チョークのほこりの舞う教室でお昼ごはん(給食)を食べてと。ありえないことですよ。基本的な備品の整備や学校食堂の整備など、やるべきことが他にあると思いますが。児童生徒一人あたりに45000円もの予算をつぎ込むなら、それで実現可能なことばかりではないかと思います。

 

ほんとうに三流政治ですよ;ー3ー)

 

それではまた。