　最近、ミュージシャンを俳優が演じる自伝映画が増えているような気がする。今年はボブディランの「名もなき者」があったし、近々ブルーススプリングティーンの映画も公開されるらしい。

　やはりクィーンの映画の成功があったからだろうか。でもこれは今に始まったたわけでは無く、古くはドアーズの映画もあったし、ブライアンジョーンズのものも昔観に行った気がする。ミュージシャンじゃないけどファクトリーのトニーウィルソンを主人公にジョイディビジョンやハッピーマンデーズを描いた24Hour Party Peopleなんて名作もあったし、まあ昔から人気のジャンルなのかもしれない。

　やはりさすがハリウッドと思うのは、今回のディランの映画もそうですが俳優が自分で演奏し歌っているところでしょうか。ディランの歌声にだいぶ寄せていて、出演たちの努力には頭が下がるばかりです。

　日本だったら絶対本物の音源流して当てフリだよなぁとか思ったのですが、まず日本人で私の知る限りミュージシャンを俳優が演じている映画とかありましたっけ？ドリフターズは少し前やってましたね。実写「成り上がり」とか観たくないですか？（既にTVドラマとかでやってたらすみません）割と永ちゃんのは若手俳優がやるのは想像できるな。

　忌野清志郎とか映画化するなら誰が演じるんでしょうか。これ書いてて陣内さんが自身で監督したロッカーズの映画あったこと思い出しました。するとルースターズの映画もアリだな。本人たちが出演した爆裂都市という名作（？）もありましたし。

　そうなると実写ミッシェルガンエレファントやブランキージェットシティもみたいなー。まあ誰がやっても似てねーとか文句言うんでしょうけど笑

『24アワー・パーティ・ピープル』

ミュージシャンの自伝映画について