こんにちは❕皆様いかがお過ごしですか❔
本日は晴れ☀けれども一人部屋で過ごすには寒い(^^;
さて、在宅酸素療法を施しておられる患者さんやご家族。
在宅酸素療法にかかわっておられる医療従事者の方でも
ご存じない在宅酸素療法の仕組みについて投稿致します。
先日、TEIJIN在宅医療の訪問看護師さんと話したのですが
『在宅酸素に関する研修会に参加もなく、かかわったことの
ない施設の生活支援員や看護師は良く理解できていないと思い
接したほうが良い』とのことでした。
特に生活支援員さんとの会話中に感じたのは
〝酸素業者がいくつもあること〟や〝通院している病院に
よって酸素業者が違う〟など、在宅酸素の基本を理解して
おられない。という点(^^ゞ
入院により患者さんが在宅酸素が必要になったとき、退院前に
病院と契約している酸素業者さんによる訪問があり、説明や
自宅への機器設置が行われます。
酸素業者さんによって酸素濃縮装置や呼吸同調式デマンドバルブの
形も様々。
さらには液化酸素(液体酸素)を主に取り扱う業者さんの場合
図のような液体酸素が入ったボンベになり、外出時は親機から
子機へ酸素を充填。
充填は患者さん本人やご家族。又は訪問看護師さんなど
自身で行わなければなりません。
したがって液化酸素の場合、親機のボンベ交換になります。
私はTEIJIN酸素さんの酸素濃縮装置と携帯用酸素ボンベを利用。
酸素業者さんを選びたい方はその酸素業者さんが委託されてる
病院を受診が必要。過去には液化酸素を利用したくて病院から
クリニックへ転院した方もおられます。
では、その在宅酸素療法における患者さん・病院・酸素業者
の関係を矢印➡を使い、文書にしてみました。
(私が通院する病院の在宅酸素はTEIJIN酸素さんと契約なので
酸素業者名をTEIJINに^^)
~在宅酸素療法になったら~
病院(医師の指示・機器設置意見書etc)➡TEIJINへ
TEIJIN(病院へ機器をレンタル)➡病院(TEIJINへレンタル料支払い)
病院(患者へ機器をレンタル)➡患者(外来受診。負担金支払い)
TEIJIN(機器設置。酸素ボンベ配送。保守点検)➡患者
在宅酸素療法を継続するには月1回の定期受診が必要で
病院での在宅酸素療法の保険点数は以下の通り
在宅酸素療法指導管理料 2,400点
在宅酸素濃縮装置 4,000点
携帯用酸素ボンベ 880点
呼吸同調式デマンドバルブ 300点
在宅酸素療法材料 100点
合計7,680点
よって、一割負担7,680円・三割負担23,040円
(指定難病等受給者証や障害者医療証etc.をお持ちの方は
医療証に記載されている金額になります)
レンタルなので酸素濃縮装置・呼吸同調式デマンド・酸素カート・
酸素カバーetc.の利用は一人1つ。なので酸素カバーの予備が必要
という方は自費で購入になります。
24時間又は移動(労作時)の医師による酸素処方により、現時点
にでの酸素ボンベ利用本数はTEIJIN酸素さんの場合、医師の処方
(指示)の範囲内であれば、必要数の酸素ボンベ配送が可能。
また入院中は在宅の酸素ボンベは使えません。
酸素を連続でなく同調にてリハビリを行う場合、病院に呼吸同調式
デマンドがないため、TEIJIN酸素さんに連絡。
在宅用のセーバーが利用できる在宅用酸素ボンベを
病院へ持ってきて頂きます。
退院用の酸素ボンベも病院に持ってきて頂けます^^
ショートスティや旅行などで自宅以外に機器を設置する場合や飛行機に
搭乗する場合………医師の意見書が必要。
※酸素ボンベは高圧ガス(危険物)なため医師の意見書がなければ
酸素ボンベを持ち込んでの、飛行機搭乗はできません。
TEIJIN酸素さんは各地に営業所があるので国内旅行もできる
ようですが、地元業者さんによっては機器を設置できる地域が
限られてくることもあるようです。
又酸素ボンベの本数も医師の処方以上に使う場合、自費発生の
業者さんもあるようです。
おや(^^)、記事をかいてるうちに15時00分を過ぎていました。
おやつを食べ、休憩します。
今日も笑顔の一日を^^with one's soul(心を込めて)