風太が昨年8月21日にうちに来てから1年ちょっと、風太との思い出が走馬灯のように思い出されます。
風太には随分泣かされました。
崩壊現場での写真を見て泣き、
翌日泣きながら崩壊現場へ向かって引き出し、
雷太に比べ体重が増えず成長の悪い風太を心配して泣き、
そしてFIPを発症してからは涙の出ない日はありませんでした。
思いつく限りのことは全てやりました。
悔いはないけど、まだまだ生きて欲しかった、助けたかった・・・
風太はとても気さくで、強く優しく賢い子でした。
いつも「風太が人間だったら絶対惚れちゃうね~」と風太を抱きしめ、
本当にそう思えるくらい素晴らしい子でした。
風太を応援して下さった方々、心配して下さった知人たちや卒業した保護っ子の里親さま方、心より感謝いたします。
本当にありがとうございました。
雷太には、一緒に頑張ってきた大好きな兄弟を助けてやれず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
雷太も発症しないよう、注意深く見守っていきたいと思います。
以前、どなたかのブログで、「FIPに勝つ唯一の方法は、ウイルスと一緒に自爆することだ」という内容が書かれているのを読みました。
今の、治療法のない医学では、それしかないかもしれません・・・
どうか1日でも早くFIPの治療法が確立され、治る病となり、
こんなに辛い思いをする猫が、こんなに悲しく悔しい思いをする飼い主さんがいなくなることを切に願います。
余談ですが、雷太は空気が読めない天然ちゃんなので、
風太が危篤のとき、風太を飛び越え走り回って遊び、風太を覗き込む母ちゃんをジャンプ台にし、母のスカートに絡みつき、
風太が亡くなった後、棺の蓋の窓の透明な板をぶち抜き、中から首輪や枕や布団を引きずり出して遊んで・・・
でもいつもと違うのは理解して、何か感じ取ってはいた感じです。
昼過ぎになってようやく理解したようで、雷太は風太がいないとダメな子なので、分離不安が強く出てきて、母ちゃんから離れません。
しかし、元々おもちゃを見ると興奮し過ぎて手に負えなくなる雷太ですので、たくさんおもちゃをあげて癒してあげようと思います。