何事も経験と練習ですなぁ | Jill Craft のブログ

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作業の様子やこだわりの道具、製法などについて書いてます。多少マニアックなのは許して下さい。


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レザークラフトをはじめて間もない頃です。どうしてもキレイに縫いたくてずーっと練習してました。いわゆる「縫い目ドリル」です。
A-4ぐらいの革を5mm間隔ぐらいでひたすら穴を開けて縫う、穴を開けて縫うの繰り返しです。
菱錐の刺し方を変えたり持ち方を変えたり、いろいろ試行錯誤を繰り返してました。

ボクは決して天才肌ではありません。どちらかというと鈍臭い方です。なので繰り返し繰り返しの練習で覚える方です。経験値が多いほど上達すると信じております。

そして今も「縫い目ドリル」やってます。
ミシンの縫い目ドリルです。
「ミシンなんて踏めば進むじゃん?」と思うでしょうが……そんなに簡単にはいきません。

今Jill Craftでは3台のミシンが稼働してます。そしてそれぞれのミシンには個性と癖があり、また操作方法も微妙に違ったりします。その癖や個性をきちんと理解して身体に刻まないと上手く扱えません。
例えるなら急に他人の車を運転するようなものですね。なんとなくは運転できるけど、どっかぎこちないみたいな。ウインカーのつもりがワイパー動いたとか。

こちら「聖子ちゃん」SEIKO TE-5
見ての通り動力は足踏みです。ゆっくり縫えますが一目ずつは縫えません。はずみ車を回して勢いを付けないと進みません。下送りだけなのですごく不安定です。バック機能も無いので縫い返しは押さえを上げて自力で戻ります。下糸はすぐに無くなるしありとあらゆる面で不便です。ですが縫い目はめちゃくちゃキレイです。

「ヨシオ」JUKI DSC-246
その名の通りめちゃくちゃ高性能な総合送りミシンです。なぜか「Fender」のテレキャスターロゴが貼られてます。とにかくソツなく縫えます。サーボモータなので一目ずつ確実に縫えます。もちろんバック機能も付いてます(使わないけど)。倍釜なので下糸もたくさん巻けます。
膝押さえ上げとペダルです。ここで問題発生です。「聖子ちゃん」と「ヨシオ」を交互に使ってるとペダルの踏み方が混同してしまいます。縫い返しの時に何気なくペダルを踏んでしまい危ない事があります。

じゃじゃ馬「サリーちゃん」JIKI TSC-441
とにかくじゃじゃ馬ですが0番糸で分厚い革をガシガシ縫えます。ある意味一番Jill Craftらしいミシンです。最近まで糸調子がどうしても上手く合わせられなくて苦労しましたが、やっとベストなセッティングを見つけましたのでこれからガンガン使っていきます。
で、この子はペダルで押さえを上下させます。
この3台のミシンはそれぞれ微妙に足の操作が違うのです。間違えると事故の元です。無意識に使えるように身体に覚え込ませる必要があります。
もうちょいアップで撮ればよかったのですが、3台のミシンで一筋ずつ縫ってます。聖子ちゃん→ヨシオ→サリーちゃん の繰り返しで。縫いはじめは2目縫い返してまっすぐ線に沿って進んで2目縫い返して終わり。縫い返しもミシンによって針を落とす場所とかの癖がだんだんわかってきました。
縫い目ドリルは毎日の仕事の合間にやってます。

仕事ー!
店頭在庫が少なくなってきたパスケースを作りましょう。
切り出して
ネコ進入禁止にぶっ刺してゴム糊を乾かして
貼り合わせて革包丁でコバを揃えます。
0.2mmぐらいかな?
聖子ちゃんで縫います。
こんな速さで縫えたら……足踏みなのでゆっくりカタカタ縫ってます。
風呂に入りながらネコを愛でる。風呂に入ると必ずふじちゃんが蓋の上に陣取ります。


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