シンクパールの難波さんと出会ったことではじまった勉強。婦人科系疾患の予防啓発はとても大事なことだと毎回勉強すればするほど深く思います。今日の超党派「乳がん・子宮頸がん検診促進議員連盟」設立1周年記念講演会でもたくさんのお話を聞きました。

乳がんは20歳過ぎから認められ30代では更に増え、40代後半から50最大にピークを迎え16人にひとりがかかると言われている病気です。そして罹患率が乳がんに次いで多い子宮頸がんは20代30代の発症も増え、年々増加傾向にあり、女性にとっては出産の機会まで奪ってしまう可能性もある病気です。

それだけ聞くと怖いですよね。

私も最初はなるべくなら病気のことは考えたくない!怖いし、嫌だし、出来れば離れて遠ざけていたいと思っていました。

ですが、ご縁あって難波さんに直接聞けたお話や、講演会などに行くことにより、勉強すればするほど、怖がっているだけじゃだめなんだ!やっぱり早期発見、早期治療を考えて検診は欠かせない!ということを実感し、尚且つ、かかりつけの医師を見つけることの重要性もかなり大きいと心から思っています。



私自身は毎年、かかりつけ医師のもとで、乳がん、子宮頸がん、ホルモン値などを測定して、ケアにあたっています。

婦人科系疾患に今までかかったことはないとはいえ、いつ身に起こるかわからない不安感はあります。



その不安を抱えながら、私は健康だからとか、病気にかかるはずがないという思い込みだけでいることは絶対によくありません。

実際、婦人科検診にいったことがない方は、

「健康なので行く必要がない」
「病院へ行くのが苦手である」
「面倒くさい」
「恥ずかしい」

という回答があるとのこと。

確かに、私も20代の時はそうでした。

検診も受けていなかったし、社会的な風潮としても仕事が優先で、出産や子育ては先へ先へと遠回しにするだけで、何も出来ていなかった自分がいました。

そしてPERSONZがデビューして超忙しくなった数年後に30代をむかえ、ガクッと気力も体力も落ちたことがあって、その時はベッドから起きることさえなかなか出来なかった経験をしました。

それは突然やってきて、原因もわからなかったし、体調不良で検査をしてもなにも結果が出ず、わけがわからないと思っていたのですが、今思えばホルモンの変調だったのではと確信しています。

でも、当時はわけがわからず、内科の主治医のところで検査してもどこも悪くないと言う結果で、疲労が原因とされ、点滴を受けて回復みたいなことになっていたのでした。


その後は、そこから7年後に妊娠するまで、不妊治療にも興味はなかったし、子どものいない人生もあるのかなと思っていたので、やはり婦人科には行くこともありませんでした。

...というより自分に合う婦人科医を見つけられなかったのです。

しかも女性にとってホルモンのあり方で身体が大きく左右されるなんて事も知らなかったし、いつもなんだか身体に不調があるときは行きつけの内科にて相談していた状況がありました。

もっと早くかかりつけの婦人科を持っていれば!と今は心から思うのですが.....

38歳で出産したときにお世話になった産婦人科さんがはじめての婦人科の主治医で、出産を通じて検診もそこでしていたのですが、やはり、なにか違うなぁと思い、50歳手前で、ご縁があった卵巣癌の患者さんの会でチャリティーコンサートをしたことがきっかけで、女性の婦人科の先生とお話しすることになり、本格的に自分の婦人科の主治医を捜し出すことになったのです。

私の希望は女医さん。同じ女性という立場でお話をしていきたかったので、女医さんをネットで探しまくり、何度も何度もいろいろな病院に行って、やっと今の先生に巡り会えたというわけです。


話しは戻りますが、病気を怖がるだけで、遠ざけて、病気に対する正しい知識も理解せずに、検診も受けないということはとても、とても危険なことです。

今は元気でも病気にかかるかもしれないリスクは皆同じにあるのです。



予防する気持ちを持たないと、仕事や子育てや、ましてや未来の夢を追いかけることも出来なくなります。



頸がんに関する原因、ウイルスということの正しい理解や、そのウイルスに対するワクチンもしっかりとした知識としてわかることが、まず最初の一歩です。



乳がんも視触診やマンモグラフィ、超音波とある検査をしっかりとかかりつけの医師と毎年相談しながら受けて行くことが予防になります。



すべてがそうだとはもちろん言いませんが、私も区の無料検診を受けるため、かかりつけ医師ではなく、区内にある病院を調べて行ったことがあります。

だけど、そこはかなり流れ作業のようで、問診、視触診、マンモグラフィを淡々とやって、医師と目を合わせて話す感じでないことが嫌だったし、結局、その時だけの検査でしたが、なんとその時だけ、乳がん、頸がん共に再検査の連絡が届いてしまいました。

驚きおののいて、その日のうちにすぐに結果の出るクリニックをネットで探し出し、表参道のピンクリボンブレストケアクリニックを見つけ、大急ぎで駆けつけ再検査をして頂いて大丈夫!と言われてホッとした経験があります。このクリニックもよかったですよ。とても真摯に院長先生と話すことが出来て心から感謝致しました。


その後、頸がんも同じく今のかかりつけ医師の対馬先生に再検査して頂いて、事なきを得ましたが、ずっと通っている医院というのは大切です。信頼感があります。ちゃんと目を見て先生が話しをしてくれます。


そんな経験を持って、今、私は女性に検診の大切さや、かかりつけ医師を見つけること、そして、女性の身体はホルモンで年ごとに左右されるということを正しい知識を持って、出来るだけたくさんの女性に伝えられるようにと勉強を重ねているのです。



私は年からいえば、ひととおりの女性の身体の変化を経験をしてきている年齢です。これからはその体験を皆さんに伝え、検診に対する意識を高めて頂けるようにと微力ながら、世の女性のために動いて行こうと思うのです。


いや、世の女性のためだけではなく、皆、誰かに愛されているひとりの人間なのですから、自らの身体を守らないと、側にいる旦那様や子ども、友人、自分を愛してくれて、自分も愛している人を悲しませるようなことになってしまいます。

それでもリスクはいろいろなところにあり、いつもすべての不安は拭えないかもしれません。

それは仕方ない。

年を取らないこともないし、人間は誰もがいつも綱渡りの毎日を送っているのです。
でも、それだけじゃ、前に進むことが出来なくなってしまいます。そんなときには形ではない、無形のものですが「音楽」を心の支えにして下さい。



パワーのある音楽や、癒される音楽は、ほんとうに人の心をガラリと変えてくれるのです。


落ち込んでいた心に光が差し込んだり、思わずムクムクと勇気が出ちゃったり、スカッと明るい気分になれたり、必ずどんな心にもフィットする音楽は世の中にたくさんあります。



その音楽と女性のための身体のことを正しい知識で伝えたり、そして、もちろん、PERSONZの普遍的なテーマ、いくつになっても夢を持ち、叶えて進んで行こう!というメッセージも含めて、皆さんの心に届く日をイメージして、まだまだ日々、勉強を重ねていきたいと思います。


長くなりましたが、勉強する時間で手一杯でなかなかちゃんと、その勉強についてブログで書くことが出来なかったので、ざっくりですが書かせて頂きました。  


 
 
写真は国会議事堂前の検診車と共に!参加なさった方が撮りましょうかとパチリしてくださいました!ありがたい。

そして7時に大急ぎで帰宅してから作ったちらし寿司(^_-)-☆

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5日のシンポジウムも、一般の方もバシバシご参加下さい。きっと自分の身体にあてはめて皆さんが考えることが出来ると思うお話を聞くことが出来ます。無料です。大切なことを是非。受け止めていて下さい。

お席に限りがあるのでお早めに!


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お問い合わせはシンクパールさんへお願いします。




【参加者募集】3月5日(土)開催「女性の健康支援のための社会連携構築シンポジウム」

厚生労働省では、毎年3月1日から8日までを「女性の健康週間」と定め、各自治体や関係団体が様々な取り組みを行っています。

3月5日には、シンクパール顧問の婦人科医、対馬ルリ子先生が座長を務める「女性の健康支援のための社会連携構築シンポジウム」が行われます。

女性の健康に関する幅広いレクチャーが聴講できます。シンクパールでは、特別に参加枠を確保させて頂いておりますので、参加ご希望の方は3月3日(木)までにメールにてご連絡ください。

◉参加申込先:シンクパール事務局(info@thinkpearl.jp)
※参加枠の数には限りがございますので、定員に達し次第、締め切りとさせて頂きます。ご了承ください。

 【開催概要】
会期:2016年3月5日(土)13:00:~16:15
開場:JA共済ビル カンファレンスホール
主催:公益社団法人日本産科婦人科学会
    公益社団法人日本産婦人科医会
※プログラムついては、添付資料をご覧ください。