宮城県の牡鹿半島に行ってきました。

JILCAとしては2回目の活動です。


JILCA ~東日本大震災 ボランティア~


JILCAでは通常、各地のボランティアセンターと連携しながら活動を行っているのですが、

牡鹿は、地域行政が直接かかわっているボランティアセンターがなく、

横浜から個人的に現地で長期活動されている方が行政の委託を受け、

ボランティアセンターとして活動をしている形になっています。


JILCA ~東日本大震災 ボランティア~

スタッフさんも全員、個人ボランティア。

そのため、人数も少なく、人の入れ替わりも多く、運営のご苦労が窺い知れます。

そんなお忙しい中、私たちが今まさにいるこの場所で、被災の時になにが起こったのか、映像をつかって説明してくださいました。

私たちの活動の意義を西鶴にさせていただく時間となりました。

牡鹿半島は高速ICからも遠く離れ、

一本道をず~~~っと下っていかなくてはなりません。

今回訪問した鮎川浜はもともと牡鹿地域で一番繁栄していた場所ですが、

現在は仮設の小さな商店街があるだけ、

一番近い大型スーパーまでは、タクシーで片道7000円以上かかると聞きます。

そんな不便な場所のため、ボランティアの手もなかなか届いていないようでした。


JILCA ~東日本大震災 ボランティア~

そのため、現地在住のボランティアの方が一生懸命活動をしておられました。


牡鹿のボランティア活動の方針として、「仮設の方だけでなく、周辺住民の方も一緒に支援する」ということがあるようです。

そのため、仮設でのイベントでも、周辺住民の方へお声掛けをするようにしました。


これには長所・短所がありますが、少なくとも牡鹿の場合は非常にうまくいっているようで、

道を歩けば周辺住民の方々から「本当にありがとね」と声をかけられ、

バスで道を走れば、目が合った方々に会釈をされ、

地域全体でボランティアを歓迎してくださっている様子を感じることができました。

裏を返せば、それだけ、ボランティアが少ない、ということもできると思います。


JILCAは今後も、牡鹿での活動を継続していく予定をしております。


JILCA ~東日本大震災 ボランティア~


・・・というわけで、今回の活動をご報告。

今回は、JILCA史上最高の、ゴージャスツアーをなりました☆