(続)より・・・


その問題の根幹は『朝鮮戦争』における『警察予備隊』だろう、という話もあるわけだが・・・。(GHQが設置、軽戦車や榴弾砲が問題となった)
よくはわからないが、『昔の』自由民主党は、憲法の改正をせずに警察予備隊を設置したわけである。
ただし、GHQが憲法改正検討などを指示せずに設置したため、そのままにした可能性もある。(要調査)
アメリカ合衆国の要求に逆らわないイメージは、昭和20年以降の、我が国の根幹だったのかもしれない。

なお、こののち、この『警察予備隊』は『保安隊』『警備隊』となるのだが、これは、サンフランシスコ平和条約で独立を容認され180日後に『警察予備隊』が無効化されるための措置であった。ともされている。その4年後(1954年)には、日米相互援助協定が結ばれ、それにより『自衛隊』が設置されたわけである。とされているそうだ。

この書き込みの流れはwikiを参考に記載したもので、きちんとした読み込みが必要だろうと思われる。
ただし、今のGHQ批判の根幹は、平和憲法を成立させておきながら朝鮮戦争で警察予備隊という戦力を発生させたという、マスコミに影響力のある何者かの恨みのようなものかもしれない。

しかしながら、何をもって憲法9条2項の『戦力』『交戦権』か、という話は、自衛隊の様々な武装増強とともに、明らかになし崩し的になっていくわけであるようにもみえる。ただ、憲法9条1項の意味するものの解釈を含む憲法9条全体を見る限り、違和感を感じる面もある。あらためて憲法9条1項を見てみよう。句読点でわけてみた。
 

(続)