一言だけ。
だめだこりゃ。
オリンピックがいつ開催されるのか忘れてしまったが(苦笑)
※2020年(来年)に開催されます
IOCのバッハ会長や提案者は、2つのことを念頭に置いて発言しているのだろうか。
●シンガポールやオーストラリアなど赤道に近い国が開催国の場合
●オリンピックのチケットがいつ売られるのか・・・「今でしょ!」
札幌周辺でしか一部競技ができない、ということは、その平行線上の都市の地域を持つ国以外オリンピックを原則出来ないことになってしまうわけである。
少し温度の低い時期をずらす提案ならまだわかるか地域をずらす提案は・・・いかがなものだろうか?
しかも、チケットを今購入している人は、東京、ということを念頭に旅行計画を立てていることだろう。それが、数百キロ離れた札幌、となると、その分、計画変更を余儀なくされ、スケジュールの変更や財政的負担もおきるとおもわれる。経費節減のための学生ボランティア(※労働者ではない)も今から準備しているわけだが、急な開催地変更で警備やボランティアの確保もどうするのか・・・。
関係者は知っているかもしれないが、通常、スケジュールは1年前に予定を組むといわれている。その間にシュミレーションやボランティア育成も徐々に行っていくようである。しかし、それをすべて変更するという開催地の苦労も少しは考えたほうがいいだろう。
ただ、どちらにしろ・・・西日本には関係がないし、テレビやネットで視聴するものにとっても関係がない話であるが・・・水泳競技の水質汚染など安全・セキュリティ面以外。
いずれにしろ、今回の決定やさらなる決定は、開催国の諸機関を混乱させ、オリンピックに対する不備を生じさせることに理解を示すべきであろう。と思われる。
IOCのバなんとか会長が、マラソンランナーの熱中症の問題とともに、安全面や水質問題にもそれくらい関心をもって行動をしていただければよいと個人的に考えている。
橋本五輪相は、18日午前の会見で「この提案によって、ほかの競技はどうなのか、調整委員会で意見が出てくると思う」と述べ、30日から行われる、IOC(国際オリンピック委員会)や組織委員会、東京都らとの話し合いの中で、マラソン、競歩以外の競技についても、暑さ対策などによる変更が検討される可能性を示唆し、協議を注視したいと話した。
一方、東京都の小池都知事は、IOCのバッハ会長が札幌に決定したと述べたことについて、「IOCの考えとしておっしゃったものだ」と述べ、月末の調整会議で決まるものとの見解を示した。
小池都知事「IOCの考えとしておっしゃったものだと承知している」
小池知事は札幌への変更について、「北方領土でどうだ」と発言し、組織委員会の森喜朗会長が「無責任なことを言っておられる」と指摘している。
一方、小泉環境相は、暑さ対策に変わりなく取り組むとしたうえで、複雑な思いも述べた。
小泉環境相「チケットが当たった方は、複雑ですよね。今回のIOCからの発言に至るまでに、どういうやり取りがあったのかなと、個人的には気になるところ」』