【参院選】元モー娘・市井紗耶香氏落選 元SPEED今井絵理子議員との“差”
7/22(月) 17:00配信 (東スポ)
・・・この記事を読んだ。
正直に言う。
この分析は、すこし引っかかる。
書かれた方は怒るかもしれないが・・・敗因はこれである。
『「市井氏の当選は疑っていないよ」。選挙中、立民関係者は自信を持って本紙にこう答えていた。しかし、ふたを開けてみれば票は伸び悩み、「LOVEマシーン」ならぬ集票マシーンとはいかなかった。』
・・・立民関係者。が敗因である。
私が記憶する限り、今井氏は、当初、表向き困惑していた状況だった。引っ張り出された・・・という自民党のお家芸がそこにあった。
今井氏には魅力はあるが、当時は逆境であった。が、それにプラスして、自民党の強引な引き抜き戦法が功を奏した、と思われる。
それに対して、市井氏は、私の印象では・・・これはあくまで私の印象だが・・・発掘後、話し合って自ら立候補・・・という状況だった。
自ら意識して立候補感のある候補は、即戦力として自らを語る必要があるのではないか。また、立民関係者が寄り添い、助ける必要もあったと思われる。それが行われていたのであろうか。
市井氏に限らずだが、他の野党関連で「おしい」と思われるところで、サポートはあったのであろうか。
なお、野党で強引に引き抜きしたのは、最近では、古賀 ゆきひと氏(現 国民民主党)である。
この方は、届け出の際、他の同じ党の候補者が出る可能性があったため、さいごの午後5時まで待ったといわれている(真実は不明だが)。
市井氏と今井氏の大きな違いは、自発か引き抜きか、である。そこに大きな違いがあった。
市井氏が今井氏と同じ能力の持ち主であったとしても、自分で準備し覚悟して立つイメージと、スクランブルで引き抜くのでは、状況は異なるわけである。
自分で準備し覚悟して立つなら・・・地元ですくなくとも半年は準備しなければならないだろう。
これは、地方議員の、選挙の居住に関する規定にもあるとおりである。もっとも、何かのご縁でそれがなくても通ってしまうことはあるらしいが。
なお、比例区の場合はどうか。日本全土がフィールドである場合、半年前からネット関連の準備や対応は必要だったと思われる。
なお、市井さんの場合、仮に、本気で立民が支援するならば、地方議員などでの立候補もあり得るのではないか。
立民が護憲の志の党ならば、一過性に終わらせずに、市井さんや落選したメンバーと再度面談し、今後どうするかまで検討し、場合によっては、地元での立候補も含めた検討もするべきだろう。
護憲の党、立民。
その真価が問われるのは、ここから先なのかもしれない。
こんなこと書くと、与野党関係者から狙われるかなぁ・・・いやだなぁ。(読まれてないことを信じよう)
※追記
同じ立民の 塩村 文夏 様(東京選挙区)、ご当選おめでとうございます。この方も紆余曲折でした。
れいわ新鮮組 や NHKから国民を守る党 の当選もありました。
今回の選挙は、「地上波でもネットでも 正しく思えるように光る 個人の魅力」がひとつのキーワードだったのかもしれません。