NGTの件もあり、裁判について少し考えているのだが・・・

 

無論、立場によって、良い裁判、悪い裁判があるのだろう。

しかし、裁判官の中には、非常識な判決や審理を下している者も、現実にはいる。

 

その原因を考えると・・・要は、個人的に考えるに、おおきく概ね2点ある。

 

■裁判制度に対する有権者”の無理解

■非公開審理・決定の多さ(判決・決定を実名を伏せても公表しない → 何でも書ける → 申立人や被申立人第三者を、場合により法令によらずに罵倒できるw )

 

この2点である。

 

特に、判決・決定の不必要な非公開は、この国の法制度の研究を遅らせ、不公正な裁判を横行させているのではないか・・・さらに凄いのは、決定の根拠となった証拠類について、決定そのものはそのまま残るケースもあるが、証拠類は消失する可能性があることもいえるのだろう、と思われる。

 

ドラマにおいて、警察の資料倉庫で様々に過去の事件を探して捜査するような課があるように記述しているが、行政関連の多くの資料は保管されず抹消される事が多い。その場合、決定だけが残り、その過程は残らないため、決定の内容によっては間違った内容に読み解かれる可能性があると思われる。

さらに、そういう事を利用した犯罪も多い可能性も当然にある。

 

その点を、本来は、慎重に国会で調べ、必要な場合は法制度化していかなければならないわけだが・・・国会議員は国会でどういう決定をするんだろうか。

 

どこぞで副業をやったり、芸能人を罵倒する暇は本来ないはずなんだが・・・。そういう有権者の無理解は、この国を大変な事にするのではないか。