ネットサーフィンで出会った記録。

 

https://toyokeizai.net/articles/-/147338

風俗に売られた「3児の母」の壮絶すぎる半生
1000万円の連帯保証が転落の始まりだった 

2016/12/02 4:36 東洋経済オンライン

 

・・・これで分かった事は・・・

「周囲を含めて騙しているか無知か、あるいは脅されているか」

ということである。

 

なお、教訓も含め、記事を紹介する。

 

1、症状

『「んああ、えんああぁ、んぁああ……」
神奈川県某市。足元がおぼつかなく、マスク姿で現れた山内里美さん(48歳、仮名)が何を言っているのか、わからなかった。聞き耳を立てて近づいたが、わからない。彼女はカバンからメモ帳とペンを取り出す。「20分後には薬が効くと思うのでしゃべることができます。申し訳ありません」と書いてあった。達筆だった。』

『普段は動けないが、服薬すると一時的に回復し、しゃべることができるという。』

 

演技かどうか?

この記事の内容を見て、演技だと疑う人は多いが、実際は、こういう人は存在する

つまり、しゃべる言語だけが壊されているようである。

 

薬によって解消するのであれば、特定物質を体内で産み出すことで治るのかもしれない。

 

2、この人の人生・・・記事によればこうである。

 

・東北出身、地元の専門学校を卒業して就職で上京

・20歳から普通にOLをしながら都会で平穏に暮らした。22歳で社内結婚して、24歳で出産のために退職。長女を出産。27歳のときに長男が生まれる。

・長女3歳、長男1歳のときに離婚、子どもを2人抱えてシングルマザーになった。慰謝料も養育費ももらえない。★1

・キャバクラへ。2年間で貯金は1000万円

・意気投合して同棲して、子どもも懐いた。 → 逃亡★2

・ヤミ金から返済を迫る連絡 → 貯金はすべて奪われて、さらに身に覚えのない1000万円弱の返済を迫られた。(連帯保証人に勝手にさせられた) ★3

・ファッションヘルス

・借金を完済して風俗を辞めた山内さんは、介護の仕事 → 責任者へ → 最終的には体を壊しました★4

・長女が不安定 → 改善の兆し

・次女が適応障害になって不登校 → 改善の兆し

・長男はコツコツと勉強して奨学金をフルで借り、中堅大学に進学して勉強を続けている

 

3、ひどいところで相談で終わっているのか?

 

この方の場合、相談しているようだが、行政にも相談をしている可能性を推察する

当時は、行政の法律無料相談等もあっただろうからである

 

真面目な地元の専門学校生は鴨(かも)なのだろう

 

問題点をまとめておいた。

 

慰謝料も養育費ももらえない。★1

→ 本人の責任であっても、養育費をもらえないのはありえないだろう。弁護士に相談しなかったか、弁護士がきちんとしなかったか。財力も無かったのか。

意気投合して同棲して、子どもも懐いた。 → 逃亡★2

→ こころが荒れていたと思われる。弁護士に相談しなかったか、弁護士がきちんとしなかったか。財力も無かったのか。

 

ヤミ金から返済を迫る連絡 → 貯金はすべて奪われて、さらに身に覚えのない1000万円弱の返済を迫られた。(連帯保証人に勝手にさせられた) ★3

→ 弁護士に相談しなかったか、弁護士がきちんとしなかったか。おそらく、裁判提訴もしなかったのだろう

(お金をためていたのを知っていたと思われる)

 

借金を完済して風俗を辞めた山内さんは、介護の仕事 → 責任者へ → 最終的には体を壊しました★4

→ 弁護士に相談しなかったか、弁護士がきちんとしなかったか。おそらく、裁判提訴もしなかったのだろう。

 

4、結論

このようなひどい状況で、きちんと止める事は出来たのに止められなかった。その原因は明白である。

 

ひどい法制度、かかわっているならひどい弁護士だ。

 

報道しているジャーナリストは、優秀な弁護士を知らないのか?

 

対策としては、明瞭だろう。

 

★の時点で、裁判所を利用するしかないわけである。ただ、専門学校や高等学校では、簡単な裁判制度は教えても、どう裁判するかまでは教えない。優秀な弁護士に遭わなければ、弁護もしてもらえない。

 

近年では、裁判所を通さなくても、医師と周囲の同意で延命拒否出来るという。怖い事である。

 

この記事を読んで明白になったのは・・・我が国の法治主義がひどい、ということだけである。