まずは、地震に関し、被害に遭われた方にお悔やみを申し上げます。
なお、報道に関してですが、少し気になったため、みなさま、可能であれば再度チェックをお願いします。
(1)地方局(現場)が適切に報道できていたか
まず、地方局が適切に報道できていたか、が焦点となります。現場即対応、であり、例えば九州に新潟の震災を報じても無意味です。
在京の『テレビ』報道に関しては、『テロップ対応 ※文字対応 + α = 大震災の場合にニュースに切り替える 』が基本で良いと思います。
大桃美代子、日テレ地震報道「どうしたんだろう?」
6/19(水) 9:31配信(日刊スポーツ)
『大桃は19日、ブログを更新。東京で地震に気がついて、すぐにテレビをつけたが、「日本テレビはボンビーガールをやっていて、ずっとそのまま。『あれ?』と思ってNHKにしたら、『津波が来ます、逃げてください』と。テレビ放送の常識として、現在、震度3以上の場合はすぐに告知し、デスクなどの判断を待つのですが、昨日の日本テレビさんは、報道特番に切り替わるのが、他のテレビ局と比べて遅かったのが気になりました」と指摘した。』
現在震度3と教えてくれた大桃さん。基準がそうならそうなるのですが・・・日本は以外と地震大国です。
震度について気象庁の解説がありますが、在京からの報道速報は震度5弱でよいかもしれません。なお、震度5弱は、人がパニックになりそうになり、家具等が倒れる・・・つまり、屋内で死者が出る基準です。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/shindo/index.html
気象庁
無論、もう少し緩めて、というのもあるかもしれませんが・・・なんでんかんでん地震速報というと、オオカミ少年になってしまい、結果、地震に反応しなくなってしまうのではないでしょうか。日本テレビの報道は、それを意味したのではないでしょうか?
なお、日本テレビは、現地取材は行っているようです。
桝アナが新潟入り 中継タクシーの料金メーター「173930円」にネット驚き
6/19(水) 12:39配信(ディリー)
『19日に放送された日本テレビ系「ZIP!」で、メインMCの桝太一アナウンサーが、18日に最大震度6強の地震に見舞われた新潟県村上市に入り、現地から中継。冒頭、タクシー車内から現地の様子を中継したが、その料金メーターに記された驚きの料金が記され、ネットで話題となった。』
おそらく、日本テレビは、独自基準があるのではないでしょうか。しかし、日本地域内で5弱程度で設定してほしい、とは願っております。
なお、日本テレビ系?の TeNYテレビ新潟 の報道はどうでしたか?地元に寄り添った報道姿勢でしたか?地震での速報体制はどうでしたか?
TeNYテレビ新潟
まず、そこが大切です。被害については以下のとおりです。(写真関係)救援物資等どうでしょうか?
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46283870Z10C19A6000000/?nf=1
新潟で震度6強 26人負傷、土砂災害に警戒
社会
2019/6/19 6:02 (2019/6/19 12:50更新) 日本経済新聞
(2)ネットニュースの反応が気になる
今、ネットニュースのTOPを見ているのですが、地震についての報道が少ないようです。日本テレビの反応は、ネットニュースの反応でもあるようです。皆さん、ネットニュースのTOPはどうですか?地震報道ありますか?
大桃さんの懸念は、実は、日本全体の懸念なのです。
地震被害でマンネリ化し、さらに、様々な事で外国に視点がいっているような状況。
という状態ではないでしょうか?
マンネリ感を打破するには・・・どうすればいいのでしょうか?
(3)地震被害は1年後もなくならない・・・・? 危険家屋はすみやかに解体を
実は、この地震の数日前でしたか、T社だったか・・・大阪の地震特集がありました。
屋根瓦にビニールシートがかぶせられ・・・1年たっても被害が改善されない・・・と報じられていました。
危険な物件は、通常、消防法等で撤去、が基本なのですが・・・なぜそうなっていないのでしょうか?
(気象庁の基準からいえば、震度5強以下で倒壊する建物は、そうすべきであると思われます)
地方行政府は、確認調整作業を頑張ってほしいと思います。危険な家屋はそのままではいけません。空き地・空き家対策は政府も推進していると思います。(ただ、予算が無いかもしれません)
個人的感想ですが・・・
今回の地震を含め、危険な家屋で使用しない家屋は、なるべく全国的に解体+3R(リサイクル・リユース・リデュース)を前提に御理解いただきたいと思います。
想いがある家屋もあると思いますが、その場合は、過去の写真を集めたり写真を撮影したりて想いを収めつつ一旦解体し、耐久性を考えつつ再組み立てを行ってほしく思います。
(4)遠慮せずボランティアをよぼう+マナーを護らないボランティアは勇気を持って断ろう
地震では助けが必要です。お金が不足する事もあるでしょう。
是非ボランティアを遠慮なさらず依頼してください。
また、マナーを護らないボランティアには、遠慮なく作業を限定させたり、作業を停止させる等、断る等、やってください。
ボランティア依頼の中で、(洗えばちゃんとなるのにめんどくさいと)勝手に捨てる人がいる、と言う話があります。
無論、当然、人を雇った方がいいのです。しかし、已む得ない場合は、ボランティアのできる範囲もあります。
ボランティアが作業をしない事はボランティアの権利としてOKですが、依頼者の依頼に応じず勝手に作業をするボランティアはもはやボランティアではありません。
なお、現地で見守った方がよい、というのは言うまでもありません。
(5)報道は地元の声を多く拾っていってほしい
最後に、報道は、マナーを護りつつ、地元の声を多く拾ってほしいと思います。
報道は監査役でもあります。個人宅をずかずか入る自由は無いですが、役所が機能しているか、ボランティアはどうかを監査するお仕事でもあります。無論、世の中矛盾を抱えており大変ですが・・・。どうおもいますか? 個人的にそう思います。
(6)NHKは率先して、震災のあった市町村すべてに記者を送り出すべし。
また、住民から受信料を集め、報道の責任があるNHKは、震災のあった市町村すべてに記者を送り出し、住民のための報道をする責務があります。そのためのNHKではないでしょうか?NHK税金論があるのもそのためです。受信料国民投票論が懐かしい。ただ、その結果、全国的な問題が扱えない、と言うのはおかしなことです。
NHKはそのバランスを考えているでしょうか。そうあってほしいとおもいます。
本家ではもうすこしまとめようか・・・と思っています。