『年中夢求』『人生は最期を迎えるまで、志半ばである』

自己内観カウンセラー・生年心理統計学マスターコーチの

聖咲洸介(ひじりざき こうすけ)です。

 

 

今日は、私が最近読んだニーチェの『ツァラトゥストラ』についてお話ししたいと思います。

自己内観や心理学を探求する私にとって、多くの示唆がありました。

読書を通じて感じたことを、共有したいと思います。

 

「最初の印象」

 

『ツァラトゥストラ』は、単なる哲学書ではなく、人生の深い真実を探求する詩的な作品です。

ニーチェが描くキャラクター、『ツァラトゥストラ』は、自己を高めること、自己肯定を強く訴える存在です。

彼の言葉には、個々の存在意義や幸福について深く考えさせられるものがあります。

 

「超人と自己の探求」

 

この作品の中核を成すのは『超人』という概念です。

ニーチェは、現代の人々が社会や他人の価値観に囚われず、自らの価値を見出すべきだと提唱しています。

このアイデアは、現代社会における自己内観の重要性を示唆しています。

私たちが自らの意志や感情を理解し、他人の期待に縛られない生き方が求められているのです。

 

「倫理の再評価」

 

『ツァラトゥストラ』はまた、倫理や道徳に対する再評価を行います。

「善」と「悪」の定義は絶対ではなく、各人が自らの体験や認識に基づいて築くべきだと。

これは、アドラー心理学の『他者との関係性』がどれほど自己の成長に影響するかという視点とも通じます。

私たちの正義や幸福は、常に相対的なものです。

理解し合うことが大切であり、争う必要はないのです。

 

「成長と自己超越」

 

この本を読み進める中で、成長と超越の重要性にも気づきました。

『ツァラトゥストラ』が提唱する「生は苦しみだ」が示す通り、人生は必ずしも楽な道ではありません。

でも、その苦しみを経てこそ、真の自己を見出すことができるのです。

苦難は成長の糧であると考えれば、私たちの人生もまた、より豊かに、意味深いものとなります。

 

「量子力学との関連」

 

さらに、私が興味を持っている量子力学との関連も感じました。

量子の世界では、物事は観察者によって変わります。

『ツァラトゥストラ』も同様に、私たちの認知や視点が現実を形成します。

この理解は、自己内観や心理学における「自己認識」の重要性を再確認させてくれるものでした。

 

 

「読後の考察」

 

この作品を通じて、私たちが直面している問題は、他者との関係性にあるのではなく、自分自身の内面にあるのだと強く感じました。

他人が抱く価値観に流されるのではなく、自分自身の声に耳を傾けて生きることが、どれほど大切かを教えてくれました。

 

最後に

 

『ツァラトゥストラ』は、ただの哲学書ではなく、人生の指針を提供する作品です。

自己超越や他者との関わりを通して、私たち一人ひとりが持つべき「正解」を見出す手助けをしてくれるでしょう。

この本を手に取ることで、きっとあなたも新たな自己を発見できるはずです。

 

自己内観を深め、他者との関わりを豊かにするために、

ぜひ『ツァラトゥストラ』を読んでみてください。

人生の新たな視点と、前向きな変化を見つけるきっかけになることでしょう。

 

 

今日1日を少しでもあなたが心地よく穏やかに笑顔で生きられるヒントになれば

嬉しいです☺️

 

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