見張る保育から見守る保育へ!その秘訣は?【講座開催レポート】 | アドラー心理学とモンテッソーリで子育てと保育をサポート

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見張る保育から「子どもを信じて見守る保育へ」/その秘訣は?

 



先日、
保育環境アドバイザーとして全国の保育園でご活躍されている
瀬野ひろあきさんと、

「人的環境×物的環境で見つめ直す
〜信じて見守る保育を実現するための環境づくり〜」コラボ講座を開催しました。
 

「子どもを信じて見守る保育」というテーマ

たくさんの方にご関心を持って頂けてとても嬉しいです。


前半は、人的環境の視点から
私、井上が。


後半は、物的環境の側面から
瀬野さんにお話ししていただきました。
 
“信じて見守る保育”を、
大人の関わりと環境の両面から考える時間となりました。

 

  子どもを信じるってどういうこと?


前半は人的環境。

 

「子どもを信じるって、そもそもどういうこと?」
 
私のパートは、この問いから始まりました。
 
 
 
 
子どもを信じるって、
そもそもどういうことだと思いますか?
 
参加者の皆さんにもチャットで
たくさんご発言いただきながら、
皆さんと一緒に考えるところからスタートしました。

 
「子どもの人権」
「子どものペースを尊重する」
「寄り添う」
「気持ちを受け止める」

 
そんなキーワードがたくさん挙がりました。


 
どれも、見守る保育の土台となる大切な視点です。

 
そのうえで、私からは、
 
  • ありのままの子どもを受け止めること
  • その子がその子のタイミングで発達していくことを尊重すること
  • 失敗を受容すること
  • 子ども理解
 
といった視点などを、具体例を交えながらお伝えしました。
そして最後に、
 
子どもを信じて見守る関わり、そのものである
 
勇気づけという視点
についてお話しました。

 
一方的に伝えるのではなく
チャットでのやりとりを通して、
 
「自分はどう関わっているだろう?」
「自分ならどう声をかけるだろう?」

 
と、参加者の皆さんと一緒に学びを深める時間となりました。

 
 

 

  より安心して見守れる環境とは?

 

後半は、瀬野ひろあきさんによる
「より安心して見守れる環境とは」というテーマのお話でした。
 
 
 
 
リスクとハザードという視点から、
子どもを信じて見守れる物的環境について
具体的にお話していただきました。

 
子どもの発達や成長にとって必要なリスクは残し、
子どもが判断できない不必要なハザードは取り除く。

 
そして、
リスク管理を大人が抱え込むのではなく、
子ども自身がしていける環境を整えること。

 
この視点は、本当に目から鱗でした。

 
子どもは、たとえ1歳児であっても、大人に
 
「危ないからやめなさい」と注意されなくても
 
「やめておこう」
「これなら挑戦できる」
 
そうやって、自分で判断する力をもっている。

 
その力を発揮できるかどうかは、環境にかかっているのだと感じました。

 

 

  見張る保育から見守る保育へ

 

現場では、
“見守っているつもり”が
「みはっている」状態になってしまうことがあります。

 
でも、環境が整うとどうなるのか。
 
 
瀬野さんは、子ども環境アドバイザーとして活動されるだけでなく、
なんと、園庭の遊具や室内のロフトなど、
ご自身で制作もされています。

 
講座では、実際に作られた遊具やロフトで
遊ぶ子どもたちの写真や動画を、たくさん見せていただきました。

 
そこに映っていたのは、

 
自分で挑戦し、
自分で確かめ、
自分で判断している子どもたち。
 
そして、安心して関わる保育者の姿でした。

 
環境一つで、
「みはる保育」が
「見守る保育」に変わる。

 
その事実に、とても感動しました。

 
▼参加者のお声をほんの一部だけご紹介▼
 
・「子どもの行動の目的という視点が腑に落ちました」
・「リスクとハザードの違いが分かりやすかったです」
・「環境一つで“見張る”から“見守る”に変わることに感動しました」
・「うんうん、と頷けることが多く、本当に良い時間でした。」
・「勇気づけの関わり方や言葉がけがとても学びになりました。さっそく園内で共有してみんなで使っていきたいです。」

 
人的環境と物的環境。
両方がそろってはじめて、
“信じて見守る保育”になる。

 
そのことが伝わった時間だったのではないかと感じています。

 
そして、今回多くの方にご関心を寄せていただきました。
 
「第2弾も楽しみにしています!」
というお声もたくさんいただいたので、第2弾も企画中です。

 
第2弾では、さらに一歩踏み込んだ内容をお届けできるよう、
準備を進めていきますので、ぜひ楽しみしていてください!

 

▼瀬野ひろあきさんのブログはこちら▼