「自由保育」なのに秩序が保たれていた秘密とは?!
アドラー心理学と+モンテッソーリで
幸せな子育てと保育の専門家
井上エリです。
【奇跡の保育園、視察レポート】— 「自由と責任」が成り立つ理由とは?
先日、“奇跡の保育園”と呼ばれる小俣幼児生活団を視察してきました。

(真ん中が園長の大川先生。卒園式前のお忙しい時期にお話しする時間まで作って下さり感謝です。
今回フェイスブックで呼びかけ、同じ想いの保育仲間たちが集まってくださり、2グループに分かれてみんなで視察に行ってきました)
◆今回の視察で特に印象的だったもの◆
・0歳の時から1人1人の意思を尊重する先生たちの関わり方。
・危ないものを全て排除するのではなく、経験から学べる環境。
・自分のことは自分で決められる保育の実践。
・どんなに時間差があっても、1人1人のペースを尊重していたお散歩のシーン。
詳しくはブログに書きました。
たくさんの「自由」が保障されながらも、
秩序が自然に保たれているーー
秩序が自然に保たれているーー
その理由は、大人の「子どもたちを信じる力」にありました。
最後にお話の時間を作ってくださった園長先生の言葉がとても心に響きました。
「うちには警察署も裁判所もありません。
ここにあるのは、何かあった時に手当をしてくれる赤十字があるのと、
たくさんのカウンセラーがいるだけです。」
警察官のようにルール違反を取り締まったり
裁判官のように「どちらが悪いか」ジャッジをする存在はいないということですね。
裁判官のように「どちらが悪いか」ジャッジをする存在はいないということですね。
この言葉を聞いて、改めて気づかされました。
大人は子どもを「正しく指導しなければ」と力む必要はないのです。
子ども同士のトラブルを完璧に解決しようとしたり、子どもを無理に誘導する必要もありません。
子ども同士のトラブルを完璧に解決しようとしたり、子どもを無理に誘導する必要もありません。
大切なのは、子どもが自分で気づき、学び、成長すること。
だからこそ保育士は
「指導者」ではなく
子どもを見守り
寄り添うカウンセラーでいいのだと。
「指導者」ではなく
子どもを見守り
寄り添うカウンセラーでいいのだと。
私も、一保育士として勇気をいただくと同時に
この考え方をたくさんの保育士さんたちに広め
一緒に実践していきたいと改めて感じました。
この考え方をたくさんの保育士さんたちに広め
一緒に実践していきたいと改めて感じました。
この園の「自由と責任」が成り立つ秘密とは?
詳しい視察レポートをブログにまとめました。ぜひご覧ください。