こんにちは。
アドラー心理学+モンテッソーリで
親子で幸せ子育てサポーター
エリー先生です。
久しぶりの投稿になってしまいましたが
たまには書いてみようかな
保育現場でのリアルほっこりエピソード

ある日の出来事。
A君とB君(4歳)
とある事で喧嘩に発展
A君はB君を引っ張ったり叩いたりして、B君は
「もう絶対に許さないから!」
と言いながら号泣。
A君は、B君が泣いて怒っているので
叩いたりして悪かったって思ったみたい。。。
A君はB君に「ごめんね」って10回以上謝っていたけど
B君は全部無視して聞かず
「もう大嫌いだから!もう二度と一緒に遊ばないから!」
・・・と。
「ごめんねって言っているのに、B君が全然話聞いてくれない」
と寂しそうなA君。
「B君は叩かれて嫌だったのがまだ残っているのかもしれないから、まだ仲直りする気になれないのかもね。
でも時間が経てばまた仲直り出来ると思うよ」
とだけ伝えた私。
あれあれ?
帰る時には、あんなに怒っていたB君の方からA君の胸に頭をスリスリ♡
そしたらA君も同じようにB君の胸に頭をスリスリ(笑)
次の瞬間には2人でハグ♡
(可愛いw)
「さっきはごめんね」
って仲直りしていました!
全身を使って
「大好き♡」
「本当は仲良くしたい♡」
が表現出来る子どもたちって凄い!
と思わず感動してしまう瞬間でした♡
大人になったら、仲直りのやり方どころか
喧嘩のやり方すら
分からなくなっちゃう時だってあるよ
全身で気持ちを表現し合ったり、ぶつかり合える子どもたちから
大人の方が学ぶことがいっぱいじゃない?
それからね
「喧嘩はしません!」
って大人は喧嘩をつい止めたくなっちゃうけど
喧嘩から学べることっていーっぱいあるよ!
叩き合う時の力加減だって
言葉の使い方だって
人間関係だって
体験からしか学べない。
「こうやって強く叩いたらお友達は痛いんだ」
↓
「喧嘩しても、このくらいの力加減にしておこう」
「こんな言い方したらお友達は傷ついちゃうんだ」
↓
「次からはこういう言葉は使わないようにしよう」
どこまでも子どもたちは体験を通して学ぶのよね
この時期に大切なのは
さまざまな実体験をさせてあげること!
喧嘩だって、失敗だって
とことん体験させてあげよう!
大人に出来ることは
『子どもたちの、体験から学べる機会、チャンスを奪わないこと』
これに尽きるような気がしています。
やっぱり、見守る保育がしたいな
