みなさんはユマニチュードという言葉をご存知でしょうか。

認知症の人へのケア の方法です。

 

 

ユマニチュード

「見る」

「話す」

「触れる」

「立つ」

コミュニケーションの4つの柱が基本となっていて、全部で150以上の技術があるそうです。

 

 

考案者は、フランスのイヴ・ジネスト氏。

 

赤いオーバーオールがトレードマークのジネストさん。

おひげと帽子はありませんが、スーパーマリオブラザーズのマリオを連想させる出で立ちに、「名前は知らないけど、みたことあるある」という方もいらっしゃるかと思います。

 

 

 

 

先日ユマニチュードを取り上げた番組をみていて

 

「これ一緒やん!」

 

思わず声に出していました。

 

それは、熊川が耳の遠い父と話すうちに、自然と身についたコミュニケーション術。

 

いや、”自然と身についた”というよりは ”生活していくうえで、必要に迫られて身についた” テクニックが、ユマニチュードと同じだったのです。

 

 

 

 

 

ぺらぺらぺらぺらぺら

 

 

 

 

ああ、また。

これじゃあ、伝わらへん・・・

 

何度落胆したことでしょう。

あちこちの医療機関や介護施設で幾度となく遭遇した場面です。

 

「父は耳が遠いので」

と説明しているにも関わらず、健聴者と同じスピードで喋るのです。

 

このように、医療や介護のプロでさえ、耳が遠い人とのコミュニケーション術を身に付けている人・・・とっさの時でも対応できる人は、残念ながら多くはないようです。

 

 

 

 

 

ユマニチュードで一番大事なのは「見る」

 

見ないのはいないのと同じ。

 

とジネスト氏が言うように、

 

耳が遠い人も、アイコンタクトをとってからじゃないと、それが自分に向けたメッセージだとわかりにくいのです。

 

 

 

「父は耳が遠いので、申し訳ないのですが、目を合わせて

ゆっくり はっきり お話していただけませんでしょうか。」

 

病院で、施設で、 

繰り返し 繰り返しお願いしても、

 

ぺらぺらぺらぺらぺら

 

何かの作業をしながら、普通の速度で喋る医療や介護のプロと呼ばれる人たち。

 

たとえその人が父の方を見ながら喋っていたとしても、父が”この人は、自分に語りかけてくれているんだ” と認識しない限り言葉としては伝わりません。

 

たとえかすかに聞こえていたとしても、それが自分へのメッセージだとは気づきにくい。

 

自分へのメッセージ

なのか

雑音

なのか

わかりづらいのです。

 

 

 

そんなわかりづらい人へ、どうすれば自分の気持ちを伝えることができるのか。

 

その一番の方法が

 

あなたへのメッセージですよ

 

ということを発信する一番の方法が

 

アイコンタクト です。

 

ね、ユマニチュードと同じでしょニコニコ

 

 

 

 

「ちゃんと目ぇ合わしてから ゆっくり はっきり 言わな、おじいちゃんは あんたが何ゆうてるか わからへんで」

 

子どもに何度も言ったっけ。

 

もしかすると、耳が遠い人とのコミュニケーション術は、一朝一夕に身に付くものではないのかもしれません。

 

 

 

耳の遠い方とお話しする機会がありましたら、この記事のことを少しでもいいので思い出してくださると嬉しいです。ピンク薔薇

 

 

 

 

 

是非こちらもご覧ください。

参考:

HNK認知症キャンペーン「ユマニチュードって何?」(動画5分)

http://www3.nhk.or.jp/d-station/episode/ninchishou/5165/

 

NHKクローズアップ現代+

見つめて触れて語りかけて~認知症ケア”ユマニチュード”~

http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3464/1.html

 

 

 

 

 

熊川サワコ

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