戦後79年が経ちました。
その間、日本は戦争に巻き込まれることもなく、日本国民は平和を享受してきました。
しかし明治時代から太平洋戦争に至るまで、日本は概ね20年から30年の周期で大規模な戦争に巻き込まれてきました。
実は79年に及ぶ平和は日本にとって異例なことなのです。
そこで、明治以降の戦争と死者数を見てみましょう。
明治時代:
- 1894年(明治27年) - 日清戦争(日本人死者数 約1.5万人)
- 1904年(明治37年) - 日露戦争(日本人死者数 約7万人)
大正時代:
- 特に大規模な戦争はありませんでした。
昭和時代:
- 1931年(昭和6年) - 日中戦争の勃発(日本人死者数 約100万人)
- 1941年(昭和16年) - 太平洋戦争の勃発(日本人死者数 約210万人)
過去の戦争でこれだけ多くの日本人が亡くなっています。
今の私たちにはピンと来ないかもしれませんが、戦争が引き起こす悲しみと苦しみは計り知れません。
戦争によって多くの尊い命が失われ、国家の発展も大きく阻害されてきたのが事実です。
戦後79年、これからも、このような平和な時代が続くことを心から願っています。
戦争の歴史に学び、二度と同じ過ちを繰り返さないよう、平和の尊さを次世代に伝えていくことが私たちの責務だと思います。