地方への出張帰りに私的な旅行をして夜遅くに家に戻ってきた。
田舎の広々とした街並み、静けさ、自然を体感した後に
東京駅に戻るとさっそく人の多さに嫌気が差してくる。
乗換駅のホームでは馬鹿な若者の騒ぎ声がして落ち着かないし、
電車に乗っている時も隣にいた若い癖に口臭持ちの男が
居眠りしてもたれかかって心底不愉快で、口をテープで塞ぎたくなった。
口が臭い奴は口呼吸をするな!
結局土地に対して人が多過ぎるから悪臭や騒音に悩まされるハメになる。
どこか地方で農業と賃金労働半々のような暮らしができないだろうか、と夢想する。