何かとにかく、このストーリーはどの人の立場だったとしても悲しすぎた。
そんなお話でした。

信じた神はルカの命を救ってはくれませんでした。
このシーンは切ない( TДT)

主人公と出会い彼は少しずつ変わっていきます。自分で考えて行動するようになります。

ストーリーが終始重くて、読んでいて苦しかった。
結局、彼のBESTENDへ辿り着くには3つのマフィア全てを敵に回してしまわなければならないんですもの。


殺したくなくても、罪を重ねていかなければ主人公と共に生きていけない。切ないですね。
BESTENDでは神を信じる心は失わなくても、二人は神にすがる事なく生きていきます。そして多くの人を殺し血で穢れていると言っていた彼の右手をダンテとの戦いで失うことになります。
もしかしたら主人公と新たな人生を歩もうとしている彼にとってはその手を失ったことは罪の意識を少しでも軽くできるものなのかもしれませんね。


それにしても...
ニコラがまず死んで..凹んでニコラのBESTENDを見に行き、楊が死んで..凹んで楊のBESTEND見に行き、
BADENDのダンテを見てショックを受けて、BESTでもオルロックと主人公の気持ちも理解しているけれど、マフィアのカポとしてそのままにしておけないダンテの行動と最期に涙して、ダンテのBESTENDを見に行った私です。
ギルはこのストーリーで唯一生き残りますが、また罪を重ねないよう、ブルローネの地を離れる二人。
そんな二人にエミリオは手を差しのべてくれて、教国の養護施設で身寄りのない子供たちの世話をして過ごします。
ようやく穏やかな時を過ごす二人。
( ;∀;)良かったね!と手放しには喜べないけれど幸せになってほしい。
ピオフィオーレの晩鐘は所謂HAPPYEND以外のENDもそこまでの流れが丁寧に描かれているため、普段の私なら避けるBADENDも頑張って読みましたが、オルロック自身も苦しみBESTでさえ、胸が締め付けられるような切ないシーンがてんこ盛りでズーンと落ち込むことが多く、なかなかキュンとするシーンが( TДT)ううう...。
ダンテとは別の意味であまり感想書けませんでした。
御免なさいm(__)m